実写ドラマ版「パワーパフ ガールズ」宿敵モジョ・ジョジョの息子が登場
米CW局が放送する、人気アニメ「パワーパフ ガールズ」実写ドラマ化のパイロット版に、アニメーションシリーズの悪役モジョ・ジョジョの息子が登場するとVarietyほか各メディアが報じた。舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」などに出演する、ニコラス・ポダニーが演じる。
「パワーパフ ガールズ」は、遺伝子工学の天才ユートニウム博士が、とびきりかわいい女の子を作ろうとしたところ、誤ってケミカルXという薬品がまざったことで生まれた、三人娘のスーパーヒーロー。実写ドラマ「パワーパフ(原題) / Powerpuff」は、犯罪との戦いに費やした子供時代を恨んでいる、20代に成長したガールズたちが主人公となり、正義感の強いリーダー格・ブロッサムをクロエ・ベネット、ナイーブな甘えん坊・バブルスをダヴ・キャメロン、おてんば娘・バターカップをヤナ・ペローが演じる。
モジョ・ジョジョは、もともとユートニウム博士のペットのチンパンジーだったが、ケミカルXを浴びて高度な知能を獲得し、世界征服の野望を抱くようになった。ポダニーが演じる息子のジョセフ・“ジョジョ”・モンデル・Jrは、不安定で力に憧れるオタクな子供時代をすごし、父親の恨みとは裏腹に、パワーパフガールズに夢中だったというキャラクターだ。
そのほか本作には、ユートニウム博士役で『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』などのドナルド・フェイソンが出演。パイロット版の監督は「アメリカン・ホラー・ストーリー:カルト」などのマギー・カイリー。脚本はドラマ「ヴェロニカ・マーズ」のヘザー・レニエと『JUNO/ジュノ』の脚本家ディアブロ・コディが執筆する。(編集部・入倉功一)