釈由美子、海外進出パンデミックホラー『ロックダウン・ホテル』公開決定
女優・釈由美子の世界進出第1弾となるホラー映画『ロックダウン・ホテル/死・霊・感・染』が、7月2日より日本公開されることが決定した。
本作は、感染した者を凶暴化させて数時間で死にいたらしめる、謎のウイルスをめぐるパンデミックホラー。感染者に埋め尽くされ、心霊現象まで発生するホテルを舞台に、宿泊客たちのサバイバルが描かれる。
釈が演じるのは、運悪くホテルに宿泊する、日本からやってきた妊婦ナオミ。本作への出演について釈は「このお話を初めて頂いた時はホラー映画ということもあり戸惑いもありましたが、海外の映画作りに大変興味があり、ぜひ参加させて頂きたいと思いました」とコメント。くしくもコロナ禍を意識させる作品となったが、撮影は2019年1月にカナダのモントリオールで行われたといい「この時はまさかその後にこのような世界的なパンデミックが到来することなど想像すらし得ないことでした。偶然にもこの悪夢のような世の中と重なるような作品になり、私も驚いています」と心境を明かしている。
「私は支配的な夫の恐怖から逃れ、たったひとり異国の地へ訪れている妊婦を演じています。私自身、母となって最初の映画出演だったこともあり妊婦役に様々な思いが去来したことを思い出します。ひとり不安を抱え怯えながらも、お腹の子供との安住を守るために帰国しない決意をした彼女を、突然謎のウイルスが襲います。ぜひ劇場にて、この臨場感と恐怖をご体感ください」
釈のほか、ロライナ・バルトチャク、ジュリアン・リッチングス、マーク・ギブソンらが出演。監督は、俳優としても活動し、本作で長編映画デビューを果たしたフランチェスコ・ジャンニーニが務めた。
映画『ロックダウン・ホテル/死・霊・感・染』は7月2日よりヒューマントラストシネマ渋谷、池袋シネマ・ロサ、新宿シネマカリテほかにて全国公開