「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」ラスト2話はぶっ飛び展開に!
マーベル・スタジオ製作のドラマシリーズ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」でサム・ウィルソンを演じるアンソニー・マッキーと、バッキー・バーンズ役のセバスチャン・スタンが、本作で感じたプレッシャーや今後の展開について語った。
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『アベンジャーズ/エンドゲーム』のラストでキャプテン・アメリカから盾を託されたサム/ファルコンとバッキー/ウィンター・ソルジャーが、混沌と化した世界で新たな脅威に立ち向かう本作。予測不能なストーリーはもちろん、映画に匹敵する壮大なアクションシーンがふんだんに盛り込まれており、2日配信の第3話まで怒涛の展開が続いている。
アベンジャーズの一員として戦ってきたサムとバッキーが、メインキャラクターとして描かれる今回のドラマシリーズ。映画からの変化について、セバスチャンは「セリフが増えたね」と切り出すと、「以前は『レス・イズ・モア』(抑えることでより多くを表現する)でよかったのに、今回はやることが多くて。それに伴って、(セリフが増えて)怖い気持ちもあった。6時間分だからね」とプレッシャーを明かす。
不安を抱えていたのはアンソニーも同じで、「香盤表の名前の順番が6番目から1、2番目になることは、より責任があるってことでもある。作品が上手くいかなければ、それは自分のせいでもあるんだ。作品が悪いのではなく(主演の)僕たちが悪いってことになる」と真剣な表情を見せる。「だから、セリフは細かいところまで確認したし、カリ(・スコグランド監督)と脚本家のマルコム(・スペルマン)と密接に作業して、二人のキャラクターの話が、各話を通してきちんと流れるような脚本にしなければいけなかったんだ」と製作段階から気を引き締めて取り組んだという。
全6話構成の本作は「6時間のマーベル映画」と表現されるように、映画に引けを取らないアクションシーンや、現代社会の問題を反映した骨太なストーリーが魅力的だ。アンソニーは「第1話と第2話があって、第3話と第4話があって、第5話と第6話で全てがぶっ飛ぶような展開が待っている」と壮大なクライマックスを予告すると、「二人がこれからどうなるのかも、とてもクリアに描かれていると思う」と今後のマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)における、サムとバッキーの未来に関するヒントも得られると語った。
本作に先駆けて配信されたドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」は、予想外のキャラクターが登場してMCUファンを驚かせた。「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」でも同様のサプライズが用意されているのか? セバスチャンは「サプライズもあるし、クリフハンガーもある」と明言し、「毎話(その週に起こったことの)意味や展開が知りたくて、次の週が楽しみでしょうがなくなるような気持ちになる。マーベルはサプライズが上手いから、期待していいと思うよ」と自信をのぞかせた。(編集部・倉本拓弥)
「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」はディズニープラスで毎週金曜配信