深田恭子の自主練で愛犬“メロンパンナちゃん”が逃走
女優の深田恭子が12日、都内で行われた映画『それいけ！アンパンマン ふわふわフワリーと雲の国』（6月25日公開）の公開アフレコイベントに登壇し、念願の作品に出演できた喜びや、家で練習していたときのエピソードなどを明かした。この日は、同じくゲスト声優のアンタッチャブル・山崎弘也も登場した。
シリーズ第32作目となる本作は、雲の国で生まれた“雲の子・フワリー”とアンパンマンたちが雲の国を救うために大奮闘する物語。本作のヒロイン・フワリーの声を務める深田は、「昔から『アンパンマン』が大好きで、映画の声優さんとして『アンパンマン』に出たいとずっと思っていたので、願いが叶いました」と感激の面持ち。さらに、「どんなキャラクターで出られるのかな？ とワクワクしました。そして、フワリーちゃんの画を見たときに、ものすごく可愛くて、こんな可愛い役をやらせていただけるなんて嬉しかったです」と役が決まったときの高揚ぶりも明かした。
役と自身の共通性を問われると、「ドキンちゃんが大好きなところですね」とニッコリ。また、生まれたての赤ちゃんから、どんどん成長していくキャラクターのため、「最初の赤ちゃんのところからの成長過程を家で練習していたら、犬がびっくりして逃げちゃいました」と裏エピソードも披露して会場の笑いを誘った。
作品にちなみ、自身の成長に多大な影響を与えた人物を問われると、「わたしは犬を飼っているんですが、その犬の名前がメロンパンナちゃんです」と紹介しつつ、「今13歳なんですが、犬がいる13年と、いなかった13年は違うと思います。喜びとかを一生懸命表現してくれるので、自分も嬉しいときは、人にきちんと伝えなきゃな……と学びました」と気持ちの変化があったことを告白した。
アンパンマン的存在も尋ねられると、「吉田沙保里さんですかね。引っ込み思案のわたしをどんどん前に引っ張ってくれるので、沙保里ちゃんは私にとってのアンパンマンです」と語っていた。
その後、報道陣を前に深田は、「かっわいい～」「大大大大大好き！」などと幼い声でアフレコに挑むが、恥ずかしさのあまり、思わず台本で顔を隠してしまう場面も。終了後、雲の長老役の山崎が「（報道陣のカメラの）シャッター音が（気持ちを）のせてくれた」と満足そうに話す一方、深田は「表情をみなさんに見られているというのが恥ずかしかったです」と照れ笑いを浮かべていた。（取材：錦怜那）