杉咲花「おちょやん」クランクアップ!撮影振り返り「毎日が幸せでした」
現在放送中の連続テレビ小説「おちょやん」(月~土、NHK総合・午前8時~ほか)が4月14日にクランクアップを迎え、ヒロインを演じた杉咲花が撮影を振り返り感激のコメントを寄せた。
昨年11月30日より放送がスタートした「おちょやん」は、大阪・南河内の貧しい家に生まれた千代(杉咲)が、さまざまな苦難を乗り越えながら女優の道を駆け上がる姿を描く物語。およそ1年にわたった撮影が14日に無事に終了した。
杉咲は「出演者のみなさん、スタッフのみなさんがこの作品を愛して、自分の仕事に誇りを持っていて、その姿が一人一人みんな輝いていて、本当にすてきな現場でした。悔しい思いになったこともたくさんありましたが、それ以上に現場が楽しくて『おちょやん』という作品が大好きで、一生この現場で演じていたいと思うほど毎日が幸せでした。本当に、毎日現場に行くのが楽しみだったので終わってしまうのはとてもさみしいですが、いま、千代という役に対してやり残したことはないと感じています。いまの自分にできることは精いっぱいやりきれたのではないかと思うと、感無量です。本当にすばらしい時間を過ごさせてもらいました」と振り返っている。
制作統括の櫻井壮一もコメントを発表。「2020年4月2日に撮影を開始し、途中2か月半の撮影休止を挟みましたが、ようやくすべての撮影を終了することができました。杉咲花さんをはじめとするキャストのみなさんの熱意、そして『おちょやん』の放送を楽しみにしていただいていた視聴者のみなさんのご支援のおかげです。特に、杉咲花さんには、ヒロインとして、チームの座長として、大きなプレッシャーの中、長期間スタッフ、キャストを引っ張っていただきました。本当に、お疲れさまでした。杉咲花さんはこれまで、竹井千代の人生を誠実に、全力で、駆け抜けてきました。『おちょやん』チームは、杉咲花さんをヒロインに迎えることができて幸せです。心より感謝いたします。ドラマはこれから終盤に向けて、大きな山場を迎えます。引き続き、ヒロイン千代が生きる物語をハラハラ、ドキドキしながら、最後まで見届けていただけますようお願いいたします」
なお、「おちょやん」は来週から第20週に突入。物語は全115回(23週)を予定しており、最終回は5月14日(15日は最終週の振り返り)の予定となっている。(編集部・大内啓輔)