マーベル新作『シャン・チー』特報!MCU初のアジア系ヒーロー誕生
19日、『アベンジャーズ』シリーズなどを手がけるマーベル・スタジオの新作映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(9月3日日本公開)の特報が公開された。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)初のアジア系スーパーヒーローが活躍するアクション大作だ。
【動画】テン・リングスらしき集団も!『シャン・チー/テン・リングスの伝説』特報
本作の主人公となるスーパーヒーロー、シャン・チーは1973年発行のマーベルコミックで初登場したキャラクター。当時アメリカで大ヒットしていたブルース・リー主演『燃えよドラゴン』の影響を受け誕生したヒーローで、“マスター・オブ・カンフー”という異名を持ち、カンフーを用いた戦いを得意とする。
初映像となる特報は、ホテルで働きながら、平凡に暮らすシャン・チーの姿を映し出す。過去にある最強の“力”を授かったというシャン・チーは、とある出来事をきっかけに、世界を脅かす恐ろしい計画に巻き込まれていく。映像では、『アイアンマン』シリーズなどで暗躍したテロ組織テン・リングスと思わしき集団や、彼らを束ねる首領マンダリンらしき人物も登場している。
最大の見どころとなるのが、本作特有の戦闘シーン。カンフー映画を彷彿させるアクロバティックな動きはもちろん、MCUならではの大規模な合戦など、息もつかせぬ怒涛のアクションシーンが壮大なスケールで展開する。
主人公シャン・チーを演じるのは、ドラマ「96時間 ザ・シリーズ」「エクスパンス -巨獣めざめる-」などに出演した中国出身のカナダ人俳優シム・リウ。シャン・チーの父親役には『インファナル・アフェア』などで知られる名優トニー・レオンが起用されたほか、『フェアウェル』のオークワフィナ、『クレイジー・リッチ!』のミシェル・ヨーら実力派キャストが脇を固める。『黒い司法 0%からの奇跡』などのデスティン・ダニエル・クレットンがメガホンを取った。(編集部・倉本拓弥)