美しすぎる…『るろうに剣心』有村架純の雪代巴に絶賛の声
映画『るろうに剣心 最終章 The Final』(公開中)で主人公・緋村剣心の妻だった女性・雪代巴(ゆきしろともえ)を演じる有村架純の姿が、「美しすぎ」「惚れた」「役と見事にマッチしてた」と反響を呼んでいる。
本作は和月伸宏の人気漫画を実写映画化したシリーズの最終章2部作の第1弾。志々雄真実との戦い後、穏やかに暮らしていた緋村剣心と、彼に忍びよる最凶の敵・雪代縁(ゆきしろえにし)との死闘を描く。前3作に続いて大友啓史監督がメガホンを取り、主演の佐藤健をはじめシリーズおなじみのキャストが集結。有村は新キャストとして、キーパーソンの雪代巴役を務めた。
巴は、幕末、剣心が血も涙もない人斬り抜刀斎だった時代に、唯一心を許したにもかかわらず、その手で斬殺した妻。剣心の頬の十字傷に深く関わっており、公開中の『The Final』で雪代縁(新田真剣佑)が剣心に復讐を仕掛ける理由とも関係している。その重要な役どころを担った有村。儚げな雰囲気でありながら、その内に強い意志と複雑な思いを秘めたキャラクター像を見事に表現し、『The Final』公開後、SNSでは「この世の者とは思えないほど美しかった」「ハマってた」「存在感があった」などと絶賛されている。
巴という難役のキャスティング発表時、大友監督は『3月のライオン』シリーズでも共に仕事をした有村について、「彼女なら、真っ白い心で、この役を、孤独な二つの魂の、燃えるような邂逅の物語を一緒に走ってくれるのではないか。悲劇的な憂いの中に、強い意志と限りない優しさを帯びて。これだけドラマチックなヒロインにはめったにお目にかかれません」と評していた。
『The Final』では回想として描かれた巴と剣心の過去に焦点を当てた、最終章2部作の第2弾『るろうに剣心 最終章 The Beginning』(6月4日公開)にも自ずと期待が高まる。そちらは、縁との戦いから時間をさかのぼり、動乱の幕末、剣心が暗殺者として暗躍していたころが舞台。剣心の十字傷に秘められた真実がついに明かされる。(編集部・小山美咲)