『るろ剣』新作、興収20億円突破！コロナ禍で健闘

　昨年の夏公開からの延期を経て4月23日より公開中の佐藤健主演、大友啓史監督の映画『るろうに剣心　最終章 The Final』が、5月5日の時点で興行収入20億円を突破した（数字は配給・興行通信社調べ）。

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　本作は、和月伸宏のコミックを原作にしたアクションシリーズの最終章となる2部作の第1弾。志々雄真実との死闘後、穏やかに暮らしていた緋村剣心（佐藤健）たちに忍び寄る敵と、剣心の秘められた過去が明らかになる。同作は4月23日より全国362の劇場、480スクリーンで公開。緊急事態宣言の影響で、東京都・大阪府・兵庫県・京都府の4都府県が25日より63館が休館（※26日より計64館、27日より計67館が休館）の事態に見舞われるも、オープニング2日間で興行収入5.35億円（観客動員数37.1万人）を記録。3日間では興行収入7.45億円（観客動員数51.5万人）を突破した。今年公開された実写映画として週末オープニング興収No.1となり、シリーズ最大の興行収入となった映画『るろうに剣心　京都大火編』（2014年8月1日／最終興行収入52.2億円）のオープニング2日間の興行収入5.1億円を超える大ヒットスタートを切った。

　公開2週目の週末（5月1日～2日）2日間では、興行収入3.17億円を記録し、実写映画では2週連続で週末興行ランキング実No.1に。シリーズ初となるIMAX／4DX／MX4Dでの上映も話題を呼んでいる。

　4月30日には、日本テレビ系「金曜ロードショー」枠で、シリーズ一作目の『るろうに剣心』が地上波で放送。地上波4度目の放送にもかかわらず、12％の高視聴率を記録（ビデオリサーチ（調べ・関東地区）。放送時には、映画公式Twitterで、ハッシュタグ「#がんばれ剣心」でユーザーが参加する同時視聴実況キャンペーンを実施。Twitterで「#るろうに剣心」がトレンド1位、「#がんばれ剣心」がトレンド2位を独占するなど、SNS上でも大きな盛り上がりを見せた。

　なお、本日7日19時より映画公式Twitter（@ruroken_movie）で『るろうに剣心　京都大火編』の同時視聴キャンペーンを実施。19時にDVD、BD、配信サービスの『るろうに剣心　京都大火編』の再生を開始し、映画を鑑賞しながら「#がんばれ剣心」でツイート。5月14日の19時に『るろうに剣心　伝説の最期編』の同時視聴キャンペーンも開催予定。

　6月4日よりフィナーレとなる『るろうに剣心　最終章 The Beginning』が公開される。（編集部・石井百合子）

映画『るろうに剣心』シリーズ興行収入
2012年8月25日公開：映画『るろうに剣心』-最終興行収入30.1億円
2014年8月1日公開：映画『るろうに剣心京都大火編』-最終興行収入52.2億円
2014年9月13日公開：映画『るろうに剣心伝説の最期編』-最終興行収入43.5億円