北村匠海、撮影中断を乗り越え『東京リベンジャーズ』完成に感無量!
北村匠海が10日、東京ドームシティで行われた映画『東京リベンジャーズ』おうちでプレミアムナイトイベントに出席。コロナ禍の影響で何度も撮影が延期されるなか、無事作品が完成したことに「常にリベンジするんだという気持ちで乗り切れました」と感無量な表情を浮かべていた。イベントには山田裕貴、杉野遥亮、今田美桜、鈴木伸之、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、間宮祥太朗、吉沢亮、英勉監督も出席した。
本作は、アニメ化もされた和久井健のコミックを『映画 賭ケグルイ』シリーズなどの英監督が実写映画化したSFアクション。負け犬フリーター生活を送っているタケミチ(北村)が、タイムリープした高校時代で自らの人生にリベンジしていく姿を描いた物語。
撮影延期、再開を幾度となく繰り返し、ようやく完成した。北村は作品タイトルになぞらえ「スタッフ、キャストが常にリベンジするんだという気持ちを切らさずに一丸となって挑みました」と強調すると「この作品で誰かの背中を押せれば嬉しいです」とコメントした。
北村が演じたタケミチは、不甲斐ない人生を送るなか、大切な人の命を守るためにタイムリープして人生をやり直そうと奮闘する。ボロボロになりながらも立ち上がる姿は人々に勇気を与えてくれるが、激しい立ち回りもある撮影は困難を極めたという。
そんななか、タケミチの前に颯爽と現れる関東最凶の組織“東京卍曾”の総長・マイキー(吉沢)と、副総長・ドラケン(山田)には「僕が何日もかけてボロボロになって撮影したシーンのあとにやってきて、すべて持っていってしまう。すごく悔しかったです」と吉沢と山田の一瞬にして空気を変えてしまう存在感に脱帽していた。
新型コロナウイルス感染拡大のため、残念ながら無観客で行われたイベント。それでも北村は「いまこうして作品を発表できることが幸せです」と笑顔を見せると「僕らは少しでも皆さんに喜んでもらえるものを届けようと頑張りました。いろいろな要素が詰まった濃厚な作品になっているので、ぜひ映画館に足を運んでほしいです」と作品をアピールした。(磯部正和)
映画『東京リベンジャーズ』は7月9日公開