成田凌&トータス松本「おちょやん」クズ夫&父で自虐「日本で今一番嫌われてる二人」
15日、テアトル新宿で行われた映画『くれなずめ』(公開中)の公開記念舞台あいさつに、主題歌を担当したトータス松本(ウルフルズ)がサプライズ登場。主演の成田凌とトータスは、14日に本編最終回を迎えた連続テレビ小説「おちょやん」で共演しており、成田は「日本で今、一番嫌われている男二人ですね」と二人が演じたクズキャラをネタにして会場を笑わせた。この日は、高良健吾、若葉竜也、藤原季節、目次立樹、松居大悟監督も出席した。
【画像】朝ドラ「おちょやん」トータス松本が演じたクズ父・テルヲ
『くれなずめ』は、松居監督が実体験を基に執筆したオリジナル舞台劇を自ら映画化。高校時代の仲間6人が、友人の結婚披露宴で余興をするため5年ぶりに再会したことによって起こる出来事を活写する。トータスは今回、映画のために新曲「ゾウはネズミ色」を書き下ろしている。
朝ドラ「おちょやん」でヒロイン・千代(杉咲花)のクズ夫・一平を演じた成田と、千代のクズ父・テルヲを演じたトータス。成田は、トータスのサプライズ登場に「嬉しい。鳥肌が立ちますね」と感激した様子だったが、すぐさま「日本で今、一番嫌われている男二人ですね」と一平とテルヲが千代に散々迷惑をかけるキャラクターとして、お茶の間から大ブーイングを受けていたことを自虐する。
トータスも「いやぁ、俺らホンマに嫌われてたよな」と成田の発言に乗ると、同じく「おちょやん」に千代の初恋の相手・小暮役で出演していた若葉は、「僕は嫌われていなかったですよ」と小暮の爽やかキャラをアピールし、客席を笑わせていた。
イベントでは、松居監督がどうしてもウルフルズに映画の主題歌を担当してほしく、トータスに熱烈な手紙を送ったという事実も披露される。すると、そんな監督の思いに、成田や若葉が「おちょやん」の撮影現場でトータスにさりげなくアプローチをかけていたことも明かされた。
松居監督や成田、若葉らの思いに応えるべく、主題歌を引き受けたトータス。劇中で登場するウルフルズの名曲「それが答えだ!」のアンサーソングとして依頼を受けたことを明かすと、「でもそのテーマに沿ったものになったかどうかは、わかりません」と素直に回答。それでも、「人生に答えがあるかどうかなんてわからない。そんな曖昧なものでいいじゃないかという思いがあったんです」と曲に込めた思いを明かしていた。(磯部正和)