キャリー・マリガン、ハーヴェイ・ワインスタインのセクハラ暴く記者役候補に
映画『プロミシング・ヤング・ウーマン』のキャリー・マリガンと、『ニューヨーク 親切なロシア料理店』のゾーイ・カザンが、新作『シー・セッド(原題) / She Said』で、ハリウッドの大物プロデューサーだったハーヴェイ・ワインスタインのセクハラを暴いたニューヨーク・タイムズのレポーター役への出演交渉に入ったと、Deadlineほか複数のメディアが報じている。
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本作は、ニューヨーク・タイムズに掲載された記事を基に書籍化したベストセラーのノンフィクション「その名を暴け: #MeTooに火をつけたジャーナリストたちの闘い」を基に、ユニバーサル・ピクチャーズが進めている作品。長年ハリウッドで女優や女性従業員に権力を振りかざし性的暴行を重ねてきたハーヴェイ・ワイスタインの実態を、2017年10月、二人の女性記者が暴き出し、その後、#MeToo運動に発展していくきっかけになった。キャリーとゾーイは、ニューヨーク・タイムズの調査報道記者、ミーガン・トゥーイーとジョディ・カンター役として出演依頼をされているようだ。
Netflixのテレビシリーズ「アンオーソドックス」のマリア・シュラーダーがメガホンを取り、『コレット』の脚本家レベッカ・レンキェヴィチが脚色する。製作はブラッド・ピット率いるプランB、製作総指揮は、ミーガン・エリソン率いるアンナプルナ・ピクチャーズが担当する。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)