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ひき逃げされた米女優が死去 『ゴーン・ガール』『カクテル』出演

リサ・ベインズさん ご冥福をお祈りいたします
リサ・ベインズさん ご冥福をお祈りいたします - Larry Busacca / Getty Images

 今月4日に米ニューヨークで電動スクーターにひかれ重体となっていた、映画『ゴーン・ガール』(2014)、『カクテル』(1988)などに出演した、女優のリサ・ベインズさんが現地時間14日に亡くなったと、Deadlineほか各メディアが報じた。65歳だった。

リサ・ベインズさんが出演した『ゴーン・ガール』

 ベインズさんは4日、アッパー・ウエスト・サイドの横断歩道を渡っていたところ、信号無視の電動スクーターにはねられ、頭部に重度の外傷を負って集中治療室に入っていた。スクーターはそのまま走り去ったといい、現在も容疑者は捕まっておらず、捜査が続いている。

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 ベインズさんのマネージャーは「リサの悲劇的で無意味な死に心を痛めています。彼女は偉大な精神と優しさ、寛容さを持った女性であり、舞台でもカメラの前でも仕事に打ち込み、また、彼女の妻や家族、友人に対しても献身的に尽くしました。私たちの人生に彼女がいてくれたことが、幸せでした」と声明を発表している。

 ロサンゼルス在住のベインズさんは、『ゴーン・ガール』にロザムンド・パイク演じるヒロインの母親役で出演。映画作品や「救命医ハンク セレブ診療ファイル」「グッド・ワイフ」などのテレビドラマに加え、ブロードウェイでも舞台に立っており、新型コロナウイルスのパンデミック以降、初めてニューヨークを訪れていた。(西村重人)

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