岡田准一『ザ・ファブル』2弾が好発進!『クワイエット・プレイス』続編が6位、『ヒノマルソウル』が9位に初登場
映画週末興行成績
土日2日間(6月19日~6月20日)の全国映画動員ランキングが21日、興行通信社より発表され、18日より公開された岡田准一主演の『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』が初登場1位となった。(ランキング・数字などは興行通信社、配給、映画公式調べ)
『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』は、南勝久の人気コミックを岡田准一主演で映画化した2019年公開の『ザ・ファブル』のシリーズ2弾。岡田演じる、伝説の殺し屋“ファブル”として裏社会で恐れられる男が、ボス(佐藤浩市)の「一年間、誰も殺すな。一般人として“普通”に生きろ」との命令に従い、相棒ヨウコと兄妹のフリをして穏やかに暮らすべく奮闘する。続投の木村文乃、山本美月、佐藤二朗らに加え、新たに堤真一、平手友梨奈、安藤政信らが参加する。2日間で動員約16万8,000人、興行収入約2億3,300万円を記録。最終興収が前作の17.7億円を超える見通しとなる好スタートを切った。
『るろうに剣心 最終章 The Beginning』は土日2日間で動員12万人、興収1億7,200万円をあげ2位をキープ。菅田将暉&Fukase(SEKAI NO OWARI)共演の『キャラクター』は先週から1ランクアップで3位に浮上。先週14週目にして首位を飾った5位の『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が累計で動員611万人、興収93億円を突破し、歴代興収ランキング49位に。8位の『名探偵コナン 緋色の弾丸』は累計で動員504万人、興収70億円を突破。歴代興収ランキング94位となっている。
初登場6位に、2018年のホラー映画の続編『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』。音に反応して人間を襲う何かが支配する世界を舞台に、夫を失いながらも生き延びた母子が新たな脅威に遭遇する。母親役のエミリー・ブラントが続投するほか、キリアン・マーフィ、ジャイモン・フンスーらが出演。監督を、前作でブラントと夫婦共演も果たしたジョン・クラシンスキーが続投する。9位に、田中圭主演の『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』。1998年に開催された長野オリンピックのスキージャンプラージヒル団体金メダルに輝いた日本代表の選手たちを舞台裏で支えたテストジャンパー25人に焦点をあてた物語で、田中が西方仁也にふんした。
今週は『夏への扉 -キミのいる未来へ-』『Arc アーク』『それいけ!アンパンマン ふわふわフワリーと雲の国』『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』『いとみち』(※青森で先行上映中)などが公開される。(編集部・石井百合子)
【2021年6月19日~6月20日の全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)】※()内は先週の順位
1(初)『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』:1週目
2(2)『るろうに剣心 最終章 The Beginning』:3週目
3(4)『キャラクター』:2週目
4(3)『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』:2週目
5(1)『シン・エヴァンゲリオン劇場版』:15週目
6(初)『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』:1週目
7(5) 『るろうに剣心 最終章 The Final』:9週目
8(6)『名探偵コナン 緋色の弾丸』:10週目
9(初)『ヒノマルソウル 舞台裏の英雄たち』:1週目
10(7)『漁港の肉子ちゃん』:2週目