ビートルズ『Get Back』ドキュメンタリーシリーズとしてディズニープラスで配信
8月27日より劇場公開が予定されていた『ザ・ビートルズ:Get Back』が、未公開映像を含む6時間超の貴重なリストア映像によって構成される、オリジナルドキュメンタリーシリーズとして、ディズニー公式動画配信サービスDisney+(ディズニープラス)にて、11月25日(木)・26日(金)・27日(土)3話連続独占見放題で配信されることが決まった。
本作は、ザ・ビートルズにとって最後のライブとなった、ロンドンの事務所ビル屋上でのサプライズライブ“ルーフトップ・コンサート”を含む60時間以上の未公開映像と、150時間以上に及ぶ未発表音源を再編集。『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのピーター・ジャクソン監督が3年かけて復元・編集し、各エピソード約2時間、全3つの構成で完成させた。
ジャクソン監督は本作について、「(本作の)優れた映像は、複数の物語を捉えていたと言えるでしょう。友人たちの物語、個人個人の物語。それは同時に人間のもろさと神々しいまでのパートナーシップを描いたストーリーでもありました。創造性のある物事が作り出されていく過程を追いながら、プレッシャーの中で生み出された象徴的な楽曲たちが1969年初期の社会的な情勢の中で、どのように紡ぎ出されたかを捉えているのです。しかしそれが単なるノスタルジアではなく、剥きだしで、誠実で、実に人間臭い。この6時間の映像を通して、あなたたちは、これまで想像してもみなかったほどの親密さでザ・ビートルズという存在を知ることになるでしょう」とコメント。世界中のファンに届けられることを楽しみしていると明かしている。
なお、本作はディズニープラスの加入者であれば、追加料金はなく見ることができる。(高橋理久)