『アクアマン』続編は来年12月公開！アニメシリーズも進行中

　DCコミックスの人気ヒーローが活躍する映画『アクアマン』（2018）。現在、2022年12月16日全米公開に向けて続編『アクアマン・アンド・ザ・ロスト・キングダム（原題） / Aquaman and the Lost Kingdom』が製作されているほか、新作アニメーションシリーズの企画も進行中だ。

　主人公アーサー／アクアマン（ジェイソン・モモア）が地上世界の侵略を企む海底王国アトランティスに立ち向かった1作目は、全世界興行収入11億4,848万5,886ドル（約1,210億円）という大ヒットを記録した。およそ4年ぶりとなる続編は、前作に続いてジェームズ・ワン監督がメガホンを取り。デヴィッド・レスリー・ジョンソン＝マクゴールドリックが脚本を執筆。今作では、主演のモモアも脚本開発に参加している。（数字は Box Office Mojo調べ、1ドル110円計算）

　1作目でアーサーと共に伝説の武器トライデント探しに奔走したヒロイン・メラ役のアンバー・ハードも続投が決定。撮影に向けてトレーニングする姿が、彼女のInstagramで度々紹介されている。また、アーサーとし烈な戦いを繰り広げたオーム役のパトリック・ウィルソン、父を殺したアクアマンへの復讐に燃えるデビッド・ケイン／ブラックマンタ役のヤーヤ・アブドゥル＝マティーン二世も続編に出演することを認めている。

　タイトルの「ザ・ロスト・キングダム」は、直訳すると「失われた王国」だ。物語の詳細は判明しておらず、失われた王国がアトランティスを意味するのか、その他の国であるかは定かではない。また、クランクインを報告したワン監督のInstagramの投稿では、映画のワーキングタイトルが「ネクラス（Necrus）」であることも判明。ネクラスは原作コミックに登場する都市の名前で、モンゴという暴君に支配されている。意味深なワーキングタイトルだが、ストーリーと直接的な関係はあるのだろうか。

　さらに、続編とは別にアニメーションシリーズ「アクアマン：キング・オブ・アトランティス（原題） / Aquaman: King of Atlantis」も制作が進んでいる。こちらは動画配信サービス HBO Max での配信となり、ワン監督が製作総指揮を担当。3話構成のミニシリーズとなり、アクアマンがアトランティスの王となった初日の出来事が描かれる。（編集部・倉本拓弥）