切ない2人がレトロなイラストで……『夕霧花園』第2弾ビジュアルが公開
阿部寛が出演したマレーシア映画『夕霧花園』(7月24日公開)から、切ない2人がレトロなイラストで描かれた第2弾ビジュアルが公開された。
本作は、マレーシアの作家タン・トゥワンエンの同名小説を『九月に降る風』などのトム・リン監督が映画化したラブストーリー。第2次世界大戦におけるマレーシアの歴史と共に、1組の男女の切ない恋が、3つの時間軸を通して紐解かれていく。ヒロインのユンリンにマレーシア出身のリー・シンジエが、日本人庭師・中村有朋に阿部がふんする。
公開されたビジュアルを手掛けたのは、ファッション誌やシネマヴェーラ渋谷のチラシやポスターを手掛ける、イラストレーターの岡田成生。本作からインスピレーションを受け、霧がかったようなイメージで幻想的な物語を表しているのだそう。ユンリンと中村の目線が交差するさまは、劇中のすれ違う2人を連想させ、切なさがこみ上げるビジュアルになっている。(高橋理久)