恐怖は部屋から手元へ…アスミック・エースが手掛ける新感覚ホラー「ROOOM」が始動
数々のホラー作品を手掛けてきた映画配給会社アスミック・エースが新たな映像エンターテインメント作品「ROOOM」をスタートさせることを発表した。
部屋に恐怖が落ちてくる…映像エンタメ作品「ROOOM」予告映像【動画】
これまで“ホラー”というジャンルでは、さまざまな作品が先鋭的な映像表現を生み出されてきた。映画『ソウ』におけるソリッド・シチュエーションや『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』でのフェイクドキュメンタリー、『パラノーマル・アクティビティ』での監視カメラなどが恐怖を追求する表現として“発明”されている。
今回、企画・プロデュースを手掛けるアスミック・エースは『ザ・リング』『スクリーム』『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』『ソウ』『戦慄迷宮3D THE SHOCK LABYRINTH』などのホラー映画に携わってきた映画配給会社。発表された映像エンタメ作品「ROOOM」では、コロナ禍という状況においてスクリーンを離れた新たな恐怖を提供するとしている。公演日時は7月29日、30日、31日(19時30分~/21時30分~)で、チケットは2,500円(税込)。PC・スマホの両方の環境が必要で、Wi-Fi環境とQRコードを読み込めるLINEアカウントの準備が求められる。
物語の舞台は、ある新婚夫婦が越してきた、ありふれたマンションの一室。妻のお腹には新たな命が宿っており、住民たちも優しく、申し分のない新生活を送っていた。唯一の不満は夜中に上から響く怪音。「ドン、ドン、ドン」と床を叩くような音が上の階から聞こえるが、上階の住人には心当たりがないという。この怪音をきっかけに、幸せな生活は崩れ始める。
発表にあわせて予告映像も公開された。謎めいた言葉やビジュアルが映し出され、全貌への期待を高める仕上がりとなっている。今後、企画の詳細や出演キャストなどについて発表される予定となっている。(編集部・大内啓輔)