山田裕貴『東京リベンジャーズ』ドラケン役への並々ならぬ思い!1年間髪を剃り込み
俳優の山田裕貴が、並々ならぬ思いで映画『東京リベンジャーズ』(公開中)のドラケンこと龍宮寺堅役に挑んでいる。
山田裕貴のドラケン再現度すごッ!『東京リベンジャーズ』キャラクターPV【動画】
原作は、アニメ化もされた、週刊少年マガジンで連載中の和久井健による大人気コミック。負け犬のフリーターである主人公・花垣武道(タケミチ/北村匠海)が、10年前に突如タイムリープしたことをきっかけに、人生を変えようと奮闘する姿を描く。山田は、関東最凶の組織「東京卍會」のナンバー2のドラケン役を担った。
剃り上げた側頭部にタトゥーを入れたドラケンは、「東京卍會」のトップである佐野万次郎(マイキー/吉沢亮)を支える原作でも人気のキャラクターだ。原作、そしてドラケンの大ファンである山田は、「大好きなドラケンをやるからには、あの髪型じゃないと意味がない!」と自ら各所に直訴し、側頭部を剃り、原作のビジュアルを再現した。さらに、原作だと長身のドラケンに合わせ、15cmのインソールも着用。常にハイヒールを履いているような状態でハードなアクションに挑んだ。
コロナ禍で2度にわたり撮影が中断された本作。岡田翔太プロデューサーは、「本当は撮影が1か月半で終わる予定だったのでその期間だけドラケンヘアーで! という予定だったのですがコロナの延期で丸1年間髪の毛を剃ったままで臨んでくれました」と感謝し、「山田さんは間違いなくドラケンに命をかけてくれたと思っています」と本作のプロダクションノートにコメントを寄せている。
なお、ドラケンのビジュアルが完成するまで試行錯誤したそうで、「最初に髪型を作ったときは何度も剃り直したり、髪を脱色したりで5時間くらいはかかりましたね。実はタケミチ、マイキー、ドラケンでそれぞれキャラに合わせて金髪の色を変えています」と岡田プロデューサーは明かしている。(編集部・梅山富美子)