木村佳乃、エミリー・ブラントからの「ヨシノ」呼びに感激「意外と発音が難しくて」
女優の木村佳乃が20日、ユナイテッド・シネマ豊洲で行われた映画『ジャングル・クルーズ』の日本出航記念完成披露試写会に来場。木村が日本語吹き替え版で声を担当するリリーを演じるエミリー・ブラントからの「ヨシノ!」の呼びかけに感激の表情を見せた。舞台あいさつには木村と共に日本語吹き替え版に参加した斉藤慎二(ジャングルポケット)も出席した。
本作は、ウォルト・ディズニーが1955年に開園させた最初のディズニーランドのオープン当初から存在するアトラクション「ジャングル・クルーズ」を題材にした冒険スペクタクル。ボートでのジャングル探検をベースに、アマゾンの不老不死の伝説を絡めた冒険が描かれる。木村はエミリー演じる植物博士のリリー、斉藤はジャック・ホワイトホール演じるリリーの弟マクレガーの声を吹き替えている。
木村は、自身が演じたリリーについて「とても活発。この時代は女性がズボンをはくのをはばかられる時代だったのですが、彼女は履きたいものを履いて、考えるよりも行動を起こすような勇敢で聡明な女性。楽しかったです」と紹介。この日の衣装もリリーにちなんだパンツルックになっており、木村が好きだというペイズリー柄で「リリーの活発な感じの出で立ちでやって来ました」と笑みを浮かべる。
さらに「同じ女性としてうらやましい。思うより行動に移す潔さ。博士ですから頭もよくて。(リリーが旅の相棒に選ぶ観光客用クルーズツアー船の船長フランクを演じた)ドウェイン・ジョンソンとちょっとラブなんかにも。ドウェインはカッコいいですよね。モリモリ筋肉で」と笑う。
この日はサプライズでドウェインとエミリーからビデオメッセージも寄せられた。まずはドウェインが「日本のみなさん、映画『ジャングル・クルーズ』完成披露試写会にようこそ!」と呼びかけると、エミリーが「こんにちは! ヨシノ、シンジ! 今日はその場に行けなくてごめんなさい」と続ける。続けてドウェインが「本作はアトラクションのジャングル・クルーズから誕生したスペクタクルアドベンチャーです」と紹介し、エミリーが「アトラクションに乗るように、この映画をみなさんにも気に入っていただけると思います」と呼びかけた。
メッセージを聞いた木村は「私は海外に住んだことがあるのですが、『ヨシノ』って意外と発音できないんです。ヨキノとかヨシモとか言われることが多いのですが、エミリーさんは、はっきりと『ヨシノ』と言っていましたね。ありがとうございます! うれしい!」と笑顔。斉藤も「僕もシンジと言われてすごく興奮しています。僕らがこうやって吹き替えをやっていることを知ってくださっているのも感動です」と感激した様子。
そして、もう一つのサプライズとして、探検隊スタイルの衣装に身を包んだミッキーとミニーも会場に駆けつけた。木村も「お洋服もとってもステキ。今すぐ冒険に行けそうだね!」と笑顔で呼びかけた。(取材・文:壬生智裕)
映画『ジャングル・クルーズ』は7月29日より劇場公開 7月30日よりディズニープラスプレミアアクセス公開(追加料金が必要)