感涙ミュージカル『ディア・エヴァン・ハンセン』日本公開決定
トニー賞6部門受賞のブロードウェイ・ミュージカル「Dear Evan Hansen」の映画化作品が『ディア・エヴァン・ハンセン』の邦題で、11月26日より全国公開されることが決まった。併せて、シンプルなデザインで良作を予感させるティザービジュアルと、特報映像が公開された。
本作は、主人公が1通の手紙と“思いやりの嘘”をきっかけに、人とのつながりや本当の自分に気づくまでの過程を描くミュージカル。主人公のエヴァン・ハンセンを演じるのは、ミュージカル版に引き続きベン・プラット。エヴァンが想いを寄せるコナーの妹・ゾーイ役を『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』のケイトリン・デヴァー、エヴァンを支え、励ますシングルマザーのハイディ・ハンセン役をジュリアン・ムーア、コナーとゾーイの母親シンシア・マーフィー役をエイミー・アダムスが務める。メガホンを取ったのは、『ワンダー 君は太陽』や『ウォールフラワー』のスティーヴン・チョボスキー監督。
特報映像はエヴァンが「こんな人生…」と嘆きながら、居場所のない日々を過ごしている様子から始まる。ある日、彼がとっさについた嘘がSNSで拡散され「私たちも孤独だったの」「あなたの言葉が救ってくれた」と共感を呼び、やがて彼の人生が大きく変わっていく。また、名曲「You Will Be Found」が流れるなど、「ひとりじゃない」という力強いメッセージが込められた映像となっている。(清水一)