劇場版『ヒロアカ』4日間で興収9.4億円!シリーズ史上No.1確実の好発進
8月6日に全国321館で封切られた映画『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』が、8月9日までの公開4日間で興行収入9.4億円を突破。劇場版『ヒロアカ』シリーズ史上、興収No.1確実の大ヒットスタートを切った。
大ヒットスタート!『ワールド ヒーローズ ミッション』フォトギャラリー
本作は、堀越耕平の大ヒット漫画を原作とするアニメ「僕のヒーローアカデミア」の劇場版第3弾。全世界のプロヒーローとその下でインターン中の雄英高校ヒーロー科の生徒たちが、“個性”保持者を殲滅しようと目論む集団・ヒューマライズによる危機から世界を救おうと奮闘する姿を描く。
2018年に公開された劇場版第1作『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄(ヒーロー)~』は興収17.2億円、2019年公開の劇場版第2作『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング』は17.9億円のヒットを記録したが、今回の劇場版第3弾は8月9日までの公開4日間で72万392人を動員し、興収は9億4,784万7,500円をマーク。劇場版第2作との対比で200.2%の興収を記録するという好発進を切った。
観客の男女比は23.5%:76.5%と女性が多く、年齢層は20代を中心に10代、30代、友人同士や家族連れが劇場に足を運んでいる。また、今回の大ヒットをうけて声優の山下大輝(緑谷出久役)、岡本信彦(爆豪勝己役)、梶裕貴(轟焦凍役)がコメントを寄せた。三人のコメントは以下の通り。(須田璃々)
キャストコメント
■山下大輝
『ワールド ヒーローズ ミッション』が公開されて、すごくうれしい気持ちがあふれています。1・2作目を超える大ヒットスタートで、たくさんの方々にご覧いただいているとお聞きし、ヒロアカ好きの仲間が増えたような感覚で本当にうれしいです!
本作は、さまざまな視点で楽しめる作品になっていると思います。吉沢亮さん演じるオリジナルキャラクターのロディの目線で感情移入しながら「ヒロアカ」の世界観を楽しめますし、さらに、デクやかっちゃん、轟くんが、インターン生として今回のミッションに参加していますが、その姿から、彼らがプロのヒーローとして活動している未来が見える、そんな印象がありました。皆さんそれぞれが『ワールド ヒーローズ ミッション』を自分なりの見方で楽しんでくださることを願っています。
■岡本信彦
多くの方々に観て頂いているようで、本当にありがとうございます!「自分で限界を決めちゃいけない」というデクのセリフがあるんですが、台本を読んでいてハッとしました。「爆豪はこうだ」と僕の中で限界を無意識に決めてしまっていたので、それを超えて「PLUS ULTRA<プルスウルトラ>」するのがこの劇場版第3弾なんだと。本当に鼻血が出そうなくらい(笑)力を込めて演じさせてもらいました。
僕自身、デクの言葉に背中を押されて収録に臨みましたが、そうして僕たちが込めた想いが、観てくださった方々に届いて、「デク、爆豪、轟、そしてロディがあんなに頑張っていたんだから、自分だって頑張れることがあるはず!」とプラスのエネルギーに変えていただけたら嬉しいです。ぜひ、これからも『ヒロアカ』を応援してください!!
■梶裕貴
ようやく公開を迎え、多くの方々に劇場でご鑑賞いただけていることを本当に嬉しく思っています! 本作では、轟たちはまだインターン生でありながらも“一人のプロ”として、世界の危機を救うために立ち向かっていきます。物語序盤の彼を考えてみれば、父親であるエンデヴァーの事務所にインターン先を決めたこと自体、とても大きな前進。そんな彼の成長は、共に歩ませてもらっている僕にとって、ものすごく眩しく映っています。
たとえアカデミア生であろうと、一度現場に立てば、プロヒーローと同じ責任が伴うもの。これまでにないほど過酷な状況に挑む彼らの姿からは、間違いなく勇気と希望をもらえるはずです。緑谷、爆豪、轟。そしてクラスメイトやプロヒーローたちとの絆を感じられる刺激的なドラマ、ぜひ映画館で体感されてください!