寺田心『妖怪大戦争』でヒーロー願望成就！
俳優の寺田心が13日、都内で行われた映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』初日舞台あいさつに出席し、初体験満載だった撮影を振り返って「男の子が一度は持つだろうヒーロー願望を叶えられて嬉しかったです」と笑顔を見せた。舞台あいさつには、杉咲花、大沢たかお、安藤サクラ、大倉孝二、大島優子、赤楚衛二、三池崇史監督も登壇した。
本作は、過去に「妖怪三部作」として製作され、2005年には神木隆之介主演で映画化された『妖怪大戦争』に続く冒険ファンタジー。伝説の妖怪ハンターの血を受け継ぐ少年（寺田）が、世界の存亡をかけたバトルに身を投じていく姿が描かれる。
寺田は劇中、派手なアクションにも挑戦。「この映画では、グリーンバックでの撮影だったり、殺陣の方にアクションをつけていただいたり、初めての経験をたくさんさせていただきました」と笑顔を見せると、「男の子が一度は持つだろうヒーロー願望を叶えてもらえて嬉しかったです」と感無量な表情を浮かべる。
現場では大先輩に囲まれるなか、主演として堂々たる演技を見せた寺田。多くのシーンを共にした杉咲は「撮影の回を増すごとに、伸び伸びと演じている姿がとてもパワフルでした。一方、距離が近い役だったので、弟のように可愛い存在でした」と称賛すると、大沢も「現場を太陽のように明るく照らしてくれていました。本当にプロでした」と撮影を振り返る。
大島も寺田のプロ意識に触れて「体のために食事に気をつけているんです。さすが主演だなと勉強になりました」と発言すると、寺田は「ただ単に不思議な食べ物が好きなんですよ」と謙遜していた。
ストーリーやビジュアルなど見どころ満載の本作。寺田は「妖怪たちと出会うことで、ひ弱な主人公が少しずつ成長していく姿を見てほしい」と述べると「老若男女楽しめるお祭りのような映画ですが、そのなかでも人種を超えた友情のようなものを感じていただければ」と作品に込めた思いを語っていた。（磯部正和）
映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』は公開中