武闘派サンタが暗殺者と死闘!メル・ギブソン主演『クリスマス・ウォーズ』10月公開
メル・ギブソンが主演を務めるアクション映画『FATMAN(原題)』の邦題が『クリスマス・ ウォーズ』に決定し、10月1日より劇場公開されることが明らかになった。あわせて日本版アートワークとメインビジュアルが公開された。
オファーの決め手になったという『博士と狂人』でのメル・ギブソン【写真】
本作は、クリスマスと子どもの笑顔を守り抜くために、サンタクロースが米国陸軍と最凶の暗殺者との三つ巴の死闘を繰り広げるアクション・エンターテインメント。監督を務めたのは、若い女性の遺体を発見した元警官が犯人探しに奔走する姿を描いたクライムスリラー『スモール・タウン・クライム -回り道の正義-』などを手掛けたイアン&エショム・ネルムズ兄弟。今回の企画を温め続けてきた彼らは『博士と狂人』の役づくりで豊かなヒゲを蓄えたメル・ギブソンの姿を見てオファーを決断し、脚本を気に入ったメルも快諾したという。
メルが演じるのは、妻のルースと共に何百年もの間、雪深いアラスカの森の奥深くに身を潜めてきたクリス・クリングル。その正体はサンタクロースなのだが、近年は彼の存在を信じない子どもの増加に伴って政府からの報酬が削減され、彼が営むおもちゃ工場と従業員は深刻な財政危機に陥っていた。ある日、彼は危機を脱するため、米国陸軍から依頼された兵器の製造を受託することに。一方、クリスマスの朝、欲しいものはすべて手に入れてきた裕福な12歳の少年ビリーは、クリスマスのプレゼントへの期待を胸に目を覚ます。ところが彼に贈られたのはひとかけらの石炭。怒りが頂点に達し、復讐を誓ったビリーは凄腕の暗殺者へサンタクロース抹殺を依頼する。果たしてクリスは愛する仕事とクリスマスを守り切ることはできるのか? サンタクロースと米国陸軍、最凶の暗殺者による三つ巴の死闘が幕を開ける。
ほかキャストには、『アントマン&ワスプ』のソニー・バーチ役やクエンティン・ タランティーノ監督作『ジャンゴ 繋がれざる者』『ヘイトフル・エイト』などのウォルトン・ゴギンズ、マイク・リー監督作『秘密と嘘』で第69回アカデミー賞助演女優賞にノミネートを果たしたマリアンヌ・ジャン=バプティスト、『グッド・ボーイズ』などで知られる子役のチャンス・ハーストフィールドなどが名を連ねている。(編集部・大内啓輔)