『ワイスピ』規格外カーアクションはこうして生まれた!地雷原を大爆走の本編&メイキング映像が公開
現在公開中の映画『ワイルド・スピード』シリーズ第9弾『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』より、劇中で描かれるカーアクションの一つである地雷原を爆走する本編シーンと、同シリーズを長年担当するベテランスタントコーディネーターが解説するメイキング映像が公開された。
地雷原を爆走!『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』本編&メイキング映像【動画】
本作は、人気カーアクション『ワイルド・スピード』シリーズの9作目。シリーズ最新作では『ワイルド・スピード EURO MISSION』などシリーズ4作の監督を務めたジャスティン・リンがシリーズに復帰し、主人公ドミニクと苦楽を共にしてきたファミリーの絆を揺るがす新たな試練が描かれる。ドミニク役のヴィン・ディーゼルをはじめ、ミシェル・ロドリゲス、ジョーダナ・ブリュースターといったおなじみの面々が集結する。
激しいアクションが満載の本作でも、とりわけ話題を呼んでいるのが地雷原のシーン。今回、その一部始終を捉えた本編映像と、撮影の裏側が詰まったメイキング映像が公開された。本編映像では、大勢の敵に追われるドミニク率いるワイスピファミリーが熱帯雨林のジャングルを駆け抜け、通り過ぎた看板にある「PELIGRO MINAS」からよからぬ不安を感じ取ったローマンが「ペリグロ ミナスって?」と質問。ラムジーが「地雷原!」と返答するも、車は地雷原のなかへ突入。地雷を踏んだ敵の車も次々とぶっ飛んでいく。
メイキング映像では、その後の展開が気になる同シーンの撮影裏を見ることができる。これまで数々のワイスピシリーズでスタントコーディネーターを務めてきた大ベテランのアンディ・ギルが登場し、規格外のカーアクションの撮影を紹介していく。本物の車を大破させ、リアルなアクションを映像に収めるのがワイスピの魅力だが、地雷原を突破できる速度も事前に計算されている。本編映像とほとんど変わりない壮観な撮影風景にアンディも「面白くなりそうだ」と笑みを浮かべる。特別仕様の車をはじめ、爆発や爆風も本物志向で作り上げられている。
また、メイキング映像には今作でカムバックを果たしたジャスティン・リン監督が意気揚々とディレクションに励む姿も。最後に「これがワイスピさ!」とアンディが自信をのぞかせる頼もしい姿で締めくくられている。(編集部・大内啓輔)