水谷豊×反町隆史「相棒」記念すべきシーズン20、10月スタート!
水谷豊主演のテレビ朝日系ドラマ「相棒」のシーズン20が10月より2クール(毎週水曜午後9:00~9:54)にわたって放送されることが決定した。水谷演じる警視庁特命係の警部・杉下右京と、反町隆史ふんする巡査・冠城亘のコンビは、7シーズン目に突入する。
ドラマ誕生から20周年となった前作「season19」では、平均視聴率15.0%を記録(視聴率はビデオリサーチ調べ・関東地区)。新シーズンの初回スペシャル「復活」では、一連の事件の“黒幕”内閣官房長官・鶴田翁助(相島一之)との闘いの中で、亘が逮捕されてしまうという窮地に、いきなり追い込まれてしまう。ゲストとして、相島をはじめ、遠山景織子、織田梨沙、石丸幹二らが出演する。
水谷は、記念すべき「season20」の幕開けに向けて、「『相棒』は内輪の人間も油断できない人物だらけで、まったく先が読めない。これから、誰がどんなことを我々に仕掛けてくるのか、怖さと面白さに期待しています。どんなことにも恐れず立ち向かっていこうと、2人で気持ちを奮い立たせています」と決意のコメントを表明。
一方、作品がシーズン20作目という節目を迎えていることに関して、反町は「僕自身は冠城亘を演じて7年目になりますが、7年も同じ役を演じるってなかなかないこと。そう考えると、水谷さんの20年という数字はとんでもなく重いものですね。また、同じような状況の撮影でも毎回、シチュエーションや内容などさまざま違っているわけで、長い月日の中では語り切れない多くのことがあったんだろうなと想像すると、改めて20という数字のすごさを実感します」と語っている。
長年シリーズを彩ってきた、権力復活のチャンスを虎視眈々とうかがう警察庁長官官房付の甲斐峯秋(石坂浩二)、杉下&冠城を疎む警視庁副総監・衣笠藤治(杉本哲太)、亘の元上司で“鉄の女”の異名を持つ警視庁広報課長・社美彌子(仲間由紀恵)ら上層部の面々は、「season20」でも暗躍。さらに、捜査一課の伊丹憲一(川原和久)と芹沢慶二(山中崇史)、組織犯罪対策5課・角田六郎課長(山西惇)、サイバーセキュリティ対策本部の青木年男(浅利陽介)らも登場し、前シーズン新風をもたらした2人の女性、小料理屋“こてまり”の女将・小出茉梨(森口瑤子)、捜査一課の新人刑事・出雲麗音(篠原ゆき子)も引き続き存在感を発揮していく。(高橋理久)