黒木華の淡い恋心が動き出す?『先生、私の隣に座っていただけませんか?』本編映像
黒木華と柄本佑が主演を務める映画『先生、私の隣に座っていただけませんか?』の本編映像が一部公開された。黒木ふんする主人公の人気漫画家・佐和子の淡い恋の発展を予感させるシーンが切り取られている。
本作は、不倫を題材にした作品を描き始めた漫画家と、その内容から自身の不倫が知られたのではないかと不安に陥る夫の姿を描く物語。俊夫(柄本)と佐和子(黒木)の漫画家夫婦は結婚5年目を迎えているが、佐和子の担当編集者である千佳(奈緒)と不倫をしていた俊夫は、不倫をテーマにした佐和子の新作に登場する夫婦が自分たちとそっくりであることに気づき、自らの不倫がバレたのではないかと考える。そして漫画は、佐和子をモデルにしたとおぼしき女性と、自動車教習所の先生が恋に落ちる展開を迎える。
今回公開されたのは、佐和子が通い始めた自動車教習所で新谷先生(金子大地)に運転の指導を受けるシーンを切り取った本編映像。佐和子と俊夫の漫画家夫婦は、佐和子の母(風吹ジュン)のケガをきっかけに東京を離れ、佐和子の実家で暮らし始めていた。運転免許を持っていなかった佐和子は、これを機に自動車教習所に通い始めることに。ハンドルを握るも緊張と恐怖心で体がこわばりアクセルを踏むことができない佐和子に対し、新谷が「大丈夫です。危ないときは僕がちゃんと守りますから」と頼もしい言葉をかけると、佐和子の表情がやわらぎ、笑みがこぼれる……。
不安を克服し弾けるような笑顔を見せ、運転の気持ちよさを知った佐和子と、横でうれしそうに見守る新谷。果たして佐和子と新谷の関係は淡い恋へと発展していくのか? それともこれは漫画家・佐和子の“妄想”なのか? さまざまな想像を掻き立てる一場面となっている。
本作は、『嘘を愛する女』『哀愁しんでれら』などを輩出してきたオリジナル作品の企画コンテスト「TSUTAYA CREATORS' PROGRAM FILM 2018」の準グランプリ作品を映画化したもの。監督を『いたくても いたくても』などの堀江貴大が務めている。(編集部・大内啓輔)