ヴィゴ・モーテンセン初監督『フォーリング 50年間の想い出』公開決定
名優ヴィゴ・モーテンセンが初監督を務めた映画『FALLING』が、『フォーリング 50年間の想い出』の邦題で11月12日より全国で順次公開されることが決まった。
ヴィゴは本作で監督&出演だけでなく、脚本・作曲・製作も担当。「母親の葬儀からの帰りに思いついた」と語る自身の親子関係を反映した半自伝的な脚本をもとに、認知症を抱える父との再会をきっかけに、言葉にできなかった想いを確かめ合う親子の物語が描かれる。
父親ウィリスを演じるのは『エイリアン2』などのランス・ヘンリクセン。ヴィゴがその息子ジョンを演じる。若き日のウィリス役を『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』のスヴェリル・グドナソン、ジョンの妹サラ役を『マイ・ライフ、マイ・ファミリー』などのローラ・リニーが務める。
ポスタービジュアルも公開された。自分とは正反対の性格であった父親の言動に長年悩まされていた息子のジョンが、自身も大人になり、家族ができたことで、不器用な父親の秘めた想いに気付くというメッセージが込められている。11月12日よりkino cinema横浜みなとみらい・立川高島屋S.C.館・天神ほか全国で順次公開される。(清水一)