岡田准一&山田涼介の真剣な眼差し!『燃えよ剣』緊迫のメイキング写真が公開
岡田准一が主演を務める映画『燃えよ剣』(10月15日公開)より、撮影に臨む岡田と山田涼介の真剣な眼差しを捉えたメイキング写真が公開された。
本作は、司馬遼太郎の同名小説を新たに映像化した時代劇。江戸時代末期、黒船来航後の激動の幕末を舞台に、討幕派勢力の制圧に奔走する新選組の副長・土方歳三の姿は近藤勇や沖田総司といった志士たちの人生と共に活写される。監督を『クライマーズ・ハイ』(2008)などの原田眞人が担当した。
今回公開されたのは、原田監督のもと緊迫した空気が漂う撮影現場で、土方歳三役の岡田と沖田総司役の山田が真剣な眼差しで撮影に挑むメイキング写真。『関ヶ原』(2017)に続く原田監督とのタッグを果たした岡田は「いつか演じるかなと思っていた土方歳三さんという人物を原田監督が持ってきてくださって、こんなにもやりがいのある現場というか、戦う現場で、監督と一緒に作品作りができるというのは映画人にとってこれ以上ない幸せ」とコメント。
また、厳しい現場については「すごく濃厚でしたし、共演者のみなさんともうまく反応しあえて、膨らんでいった現場になったかなと思います」と主演としての手応えを明かす。原田監督も「岡田さんの芝居はつねに完璧」と絶大な信頼を寄せるなか、見せ場となる殺陣の構築・指導についても岡田に一任。「殺陣チームが、基本となる全体の流れを作り、そこからこの作品としての新選組の戦い方、キャラクターそれぞれのユニークさを岡田さんに考えてもらいました。一つ一つの殺陣のシーンが、一つ一つの芸術作品になるように作ってくれた。すごく作品に活きています」と自信を見せる。
一方、剣技の天才・沖田総司を演じた山田は本作が原田組初参加。時代劇にも初挑戦ということで、撮影前には「錚々たる共演者の皆様の中でお芝居をさせていただくことに緊張する一方、武者震いしています」と語っており、撮影中は「緊張感が途切れることなく、日々刺激的な毎日だった」と充実した日々を振り返る。
初共演となった岡田に対して撮影前から殺陣の指導を自ら志願したということで「ある日、『今日殺陣やるから刀持ってきて』と言われて刀を持って行ったんですけど、『刀置いて』と言われて。『レスリングをやる』ってなって。正直『えっ、なんですか?』と。でもそのレスリングの姿勢が殺陣に通じるところがあり、実際に現場に行ってレスリングの姿勢で殺陣をやると、『あ、なるほどな』と思えることがありました。岡田君には、殺陣のやり方や姿勢、殺陣をやるにあたって何が一番大切なのかというのを教えてもらいました」と感謝の思いを明かしている。(編集部・大内啓輔)