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アジア系マーベルヒーロー『シャン・チー』今年最大のヒットを記録!

全米ボックスオフィス考

 先週末(9月24日~9月26日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、マーベル映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』が興行収入1,303万1,411ドル(約14億円)で4週連続となる首位に輝いた。累計興収は1億9,620万5,495ドル(約216億円)となり、『ブラック・ウィドウ』(累計興収1億8,356万929ドル・約202億円)を抜いて今年最大のヒット作となった。(数字は Box Office Mojo調べ、1ドル110円計算)

【画像】シャン・チーの父役はトニー・レオン!

 同作はアジア系マーベルヒーロー初となる単独映画で、シャン・チー役のシム・リウをはじめ、トニー・レオンミシェル・ヨーオークワフィナらキャスト陣に監督のデスティン・ダニエル・クレットンまで、アジア系の面々が集結した。4週連続での首位獲得は、昨年の『TENET テネット』以来となる。世界最大の映画市場である中国では公開されていないものの、世界興収は3億6,338万2,021ドル(約400億円)を記録している。

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 2位には、トニー賞6冠獲得の泣けるブロードウェイミュージカルを映画化した『ディア・エヴァン・ハンセン』が初登場。興収は744万3,830ドル(約8億円)と苦しいスタートとなった。どこにも居場所のない孤独な少年がとっさについたウソが、雪だるま式に膨らんでいくさまを描く。主人公エヴァン・ハンセン役は舞台版に続きベン・プラットで、『ワンダー 君は太陽』のスティーヴン・チョボスキー監督がメガホンを取った。(編集部・市川遥)

9月24日~9月26日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(1)『シャン・チー/テン・リングスの伝説』
2(初)『ディア・エヴァン・ハンセン』
3(2)『フリー・ガイ
4(4)『キャンディマン
5(3)『クライ・マッチョ
6(7)『ジャングル・クルーズ
7(5)『マリグナント 狂暴な悪夢
8(6)『コップショップ(原題) / Copshop』
9(8)『パウ・パトロール ザ・ムービー
10(初)『ラブ・ストーリー(英題) / Love Story』

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