濱口竜介監督最新作、ベルリン銀熊賞受賞『偶然と想像』12.17公開決定
第71回ベルリン国際映画祭の銀熊賞(審査員グランプリ)を受賞した映画『偶然と想像』の日本公開が12月17日に決定し、あわせてポスタービジュアルも公開された。
本作は、「偶然」と「想像」をテーマに3話構成で描くオムニバス短編集。カンヌ国際映画祭で脚本賞に輝いた『ドライブ・マイ・カー』の濱口竜介が監督と脚本を務める。『魔法(よりもっと不確か)』『扉は開けたままで』『もう一度』それぞれの物語に、古川琴音、中島歩、玄理、渋川清彦、森郁月、甲斐翔真、占部房子、河井青葉らが出演する。
銀熊賞のほかにも、第17回 CineFest ミシュコルツ国際映画祭で最高賞にあたるエメリック・プレスバーガー賞を受賞するなど、海外の映画祭で高い評価を得ている本作。日本版ポスターには、イタリア版ポスターに使用されたイラストが採用されており、3つの短編に出演するそれぞれの登場人物が軽やかなタッチで描かれている。なお、本作は劇場公開と同時にオンライン公開も決定した。(今井優)