リアル木の人形!『ほんとうのピノッキオ』新ビジュアルが公開
イタリアの児童文学「ピノッキオの冒険」を実写映画化したダークファンタジー『ほんとうのピノッキオ』(11月5日公開)より、ピノッキオの顔立ちがわかる場面写真が公開された。
『ほんとうのピノッキオ』は、貧しい木工職人のジェペット爺さんが作った人形ピノッキオが、命からがらの冒険を繰り広げる物語。『ゴモラ』などのマッテオ・ガローネ監督が美しくも残酷な原作童話を映像化し、行く先々でトラブルを巻き起こす“悪童”としてのピノッキオの一面を描く。ピノッキオ役にフェデリコ・エラピ、ジェペット爺さんにロベルト・ベニーニがふんする。
公開された写真は、ジェペット爺さんが1本の丸太からピノッキオを生み出す様子と、命を吹き込まれたピノッキオの顔立ちがよくわかるもの。ピノッキオのビジュアルは、木目や削りあとが残った、リアルな仕上がりとなっている。
イタリアの鬼才ガローネ監督は「この本を映画化するなら、観客が驚くような方法を見つける必要がある。この物語を知っていると思い込んでいるからね。だから私にとって皆を驚かせる最良の方法は、原作に立ち返ることだった」と原作に忠実なダークファンタジーとして描いた理由を語った。(今井優)