『ジョーカー』続編実現の可能性、ホアキン・フェニックスが言及
映画『ジョーカー』でアカデミー賞主演男優賞に輝いたホアキン・フェニックスが、続編の可能性について The Playlist のインタビューで言及した。
コメディアンを夢見る孤独な男が、狂気のカリスマ・ジョーカーへと変貌していくさまを描き、R指定映画で初めて世界興行収入10億ドル(約1,100億円・1ドル110円計算)を突破した本作。1本限りの単独映画として企画されていたが、続編を求める声が絶えず、2019年11月頃から続編製作の報道が浮上。今年5月には、前作を手がけたトッド・フィリップス監督が続編の脚本を共同執筆する契約を結んだと The Hollywood Reporter が伝えていた。
最新作『カモン・カモン(原題) / C'mon C'mon』のプロモーションで The Playlist の取材に応じたホアキンは、続編実現について、「撮影していた頃から、この男(ジョーカー)は魅力的だった。彼とは何かができる気がするし、もっと掘り下げることだってできるはず」と前向きな姿勢を見せる。しかし、彼のもとには公式な情報は何一つ入ってきていないそうで、「私たちがいつ実行するかって? 私にはわからないよ」とコメントしている。
ホアキンは現在、『ミッドサマー』などで知られる鬼才アリ・アスター監督とタッグを組む『ディサポイントメント・ブールバード(原題) / Dissappointment Blvd.』の撮影に参加している。その後も、『グラディエーター』のリドリー・スコット監督と再タッグを組み、フランスの皇帝ナポレオン役に挑む『キットバッグ(原題) / Kitbag』の撮影が控えている。(編集部・倉本拓弥)