インド発のアクション映画『囚人ディリ』日本上陸
インド映画『KAITHI(原題)』が『囚人ディリ』の邦題で11月19日より全国で順次公開されることが決まった。
本作は、事件に巻き込まれた男と凶悪な麻薬組織の一夜の戦いを描くアクション。爆走する車を追撃する大量の敵、砦に迫る暴徒たちなど息詰まる攻防戦のプロットを巧みに取り入れながら、潜入捜査のサスペンスや、極限状況におかれた男たちのドラマを盛り込んでいる。インド映画におなじみのダンスシーンや、派手な楽曲、美麗なヒロインは登場しないという。
主人公は、10年の刑期を終えて出所した早々、まったく関係のない事件に巻き込まれながらも、持ち前の純粋な正義感で数々のピンチに立ち向かうディリ。ポスターは、片手に手錠を下げて仁王立ちするディリの姿に「その魂に、手錠はかけられない。」というコピーが重なった、熱量を感じる仕上がりになっている。(清水一)