「何食べ」劇場版の新キャラ田渕くんって？演じるのは松村北斗！
『劇場版 きのう何食べた？』（11月3日公開）で新キャラとして初登場する田渕剛。松村北斗（SixTONES）が演じるこの愛すべきキャラクターの特徴や魅力について、原作漫画から紐解く。
本作は、よしながふみの人気漫画を西島秀俊＆内野聖陽のダブル主演で実写化した大ヒットドラマのその後を描く劇場版。2LDKの住まいで暮らす料理上手で倹約家の弁護士・筧史朗（通称シロさん/西島）と、人当たりのいい美容師・矢吹賢二（通称ケンジ/内野）の京都旅行をきっかけにした悲喜こもごもを、日々の豊かな食事と共に描く。松村が演じるのは、ケンジが所属する美容室の後輩スタッフ。松村にとって美容師役は初挑戦となる。
原作で描かれる田渕くんは、イケメンでモテモテだが口の悪さが玉にきず。デリカシーがなく、思ったことを何でも口に出してしまうため場がピリつくことも。ゴシップ好きで、美容室の店長と妻が不穏な空気になったときには興味津々だった。その一方、裏表がなくさっぱりとした性格なのでニクめず、ケンジもなんだかんだいって可愛がっている。
家事はしない主義。一人暮らしをして8年経ってもろくにしたことがないのは、常に恋人にやってもらっていたためと思われる。交際相手は生真面目な同い年だったり、「話が面白い」年上だったりさまざまだが、しっかり者が多い。男友達がいないわけではないが常に恋人にはいてほしいタイプ。一度破局した女性とよりを戻した例も。
料理も滅多にしないがなかなかの腕前で、皿うどんやお好み焼きなどを作ったりする。料理下手な恋人と付き合っていた時にはカルボナーラを振舞い、彼女も舌を巻いていた。
……というのが原作の田渕くんだが、劇場版ではどのように描かれるのか。予告編には、田渕くんと親し気に商店街を歩くケンジを目撃したシロさんが動揺する場面が見られ、波乱を予感させる。（編集部・石井百合子）