ロバート・ダウニー・Jr&マット・デイモン、クリストファー・ノーラン新作に出演交渉中
俳優のロバート・ダウニー・Jrとマット・デイモンが、『ダークナイト』『TENET テネット』のクリストファー・ノーラン監督が手掛ける新作映画『オッペンハイマー(原題) / Oppenheimer』への出演交渉を進めていると、Deadlineなどが報じた。
『オッペンハイマー(原題)』でノーラン監督が描くのは、「原爆の父」として知られる米物理学者ロバート・オッペンハイマー。第二次世界大戦中、アメリカで進められたマンハッタン計画(原爆製造計画)を主導した人物で、本作では『インセプション』『ダンケルク』などでノーラン監督とタッグを組んだキリアン・マーフィが演じる。
The Hollywood Reporter によると、ロバートはアメリカ原子力委員会の委員長ルイス・ストローズ役、マットはマンハッタン計画を指揮した軍人レズリー・グローヴス役で交渉に入っているという。契約が結ばれた場合、ロバートとノーラン監督は初タッグ、マットは『インターステラー』(2014)以来のノーラン作品参加となる。
本作にはその他、『ジャングル・クルーズ』のエミリー・ブラントがオッペンハイマーの妻役で出演交渉中であると報じられている。映画は2023年7月21日全米公開予定で、2022年初旬より撮影がスタートする。ノーラン監督は長年にわたり親密な関係を築いてきたワーナー・ブラザースと決別しており、新作の配給は米ユニバーサル・ピクチャーズが担当する。(編集部・倉本拓弥)