祝・全国!『梅切らぬバカ』47都道府県での上映決定
加賀まりこと塚地武雅(ドランクドラゴン)が親子役で初共演を果たした映画『梅切らぬバカ』(公開中)が、加賀と塚地の悲願である全国47都道府県で拡大上映されることが決定した。
本作は、自閉症の息子と2人きりで生きてきた老いた母親が、息子の自立を模索する姿を描く。愛情と包容力にあふれる母親・珠子に加賀が、自閉症の息子・忠男に塚地がふんし、渡辺いっけい、森口瑤子、斎藤汰鷹、林家正蔵、高島礼子らが脇を固める。『禁忌』などの和島香太郎が監督を務める。
20都道府県、44館と限られた地域で公開がスタートした本作は、口コミで評判が広がり、徐々に全国各地での拡大公開が決まっていった。今月5日に行われた大ヒット御礼舞台あいさつでは、まだ秋田県と高知県で公開されていないことについて、加賀が「ここまできたら、もう47都道府県全部で上映してもらいたい」とアピール。この発言を受け、12月10日からTOHOシネマズ秋田、TOHOシネマズ高知での上映が決定し、公開館数は123館となった。
ついに悲願の全国上映が決まったことに対し、加賀は「バンザイ!」、塚地は「作品を大きくしてくれるのは観客の皆さんなんだなと改めて感じています」と喜びを語った。(今井優)
喜びのコメント全文は以下の通り。
加賀まりこ
バンザイ!
塚地武雅
おかげ様で秋田、高知の上映も決まりましたー!ありがとうございます!
これで な、なんと全国での上映が叶いました!!いやぁ~嬉しい!
主要都市3館でできたらという当初の目標からご覧頂いた皆さんの口コミのおかげで全国123館まで広がりました!
小さく丁寧な映画が反響を呼び、どんどん大きくなっていくのを肌で感じ、映画とは素晴らしいカルチャーだな、
そして作品を大きくしてくれるのは観客の皆さんなんだなと改めて感じています。
皆さん本当にありがとうございます!まだご覧になっていない方、是非是非!
珠子と忠さんが劇場でお待ちしています!
和島香太郎監督
この映画に登場するような親子は全国のどこかにいます。解決できない問題を抱えて孤立しています。全国上映に伴い、地域と福祉の役割について話し合える場が広がることを願います。