『マトリックス レザレクションズ』本編映像が公開!東京も舞台に?
今月17日の公開を控える、映画『マトリックス』の新章『マトリックス レザレクションズ』から、キアヌ・リーヴス演じる主人公ネオと、青髪の新キャラクター・バッグス(ジェシカ・ヘンウィック)が登場する本編シーンが公開された。
『マトリックス』は、自分の生きる世界がコンピューターの作った仮想世界=マトリックスだと知った主人公・ネオ(キアヌ)が、人類の救世主として戦うSFアクション。シリーズ第4弾となる『レザレクションズ』では、再び覚醒したネオが、マトリックスにとらわれているトリニティー(キャリー=アン・モス)を救うため、新たな戦いに身を投じていく。
公開された映像には、新作を紐解くヒントになりそうな情報が満載。バッグスに導かれて扉を抜けたネオがたどり着いた先は、なぜか移動中の電車内。「ここは?」と尋ねるネオにバッグスは「トーキョー」と答えており、予告編に登場した日本風の景色は、東京だったことが判明する。
また、戸惑うネオに対して「動くポータルは見つかりにくい」「電話ボックスはもう不要」と語りかけるバッグス。過去の『マトリックス』シリーズで、仮想世界から現実世界に帰る際に使用されていた電話は存在していないことが示唆される。さらに、列車内から新たな部屋へ足を踏み入れた彼らの前には、破れたスクリーンに映し出される、かつてのモーフィアス(ローレンス・フィッシュバーン)の姿が。本作のモーフィアスは、『アクアマン』のヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世にキャストが一新されているはずだが、なぜローレンス版モーフィアスの映像が登場しているのか。
ヤーヤは、自身の役どころについて「オリジナルのモーフィアスの事は認識していて、彼が歩んだ歴史も把握しているけど、これまでとは違う独立した存在なんだ」とインタビューで語っており、本作が正統な続編なのか、それともパラレルワールドを描く新作なのか、謎が深まる。
メガホンを取ったのは、オリジナルシリーズを手掛けたラナ・ウォシャウスキー監督。そのほか、ジョナサン・グロフ、ニール・パトリック・ハリス、ジェイダ・ピンケット=スミス、プリヤンカー・チョープラ・ジョナスらが出演する。(編集部・入倉功一)
映画マトリックス レザレクションズ』は12月17日より全国公開