すごい中毒性！『キングスマン』怪僧ラスプーチンのMVが公開

　マシュー・ヴォーン監督による人気スパイアクションシリーズ最新作『キングスマン：ファースト・エージェント』から、怪僧ラスプーチンのミュージックビデオが公開された。ボニーMのヒット曲「怪僧ラスプーチン」にのせて、リス・エヴァンス演じる悪役ラスプーチンの猟奇的な魅力がこれでもかと詰め込まれた映像になっている。

【動画】『キングスマン：ファースト・エージェント』怪僧ラスプーチンMV

　1914年まで時をさかのぼり、スパイ組織「キングスマン」の誕生秘話を描く本作。キングスマンを設立することになる英国貴族のオックスフォード公（レイフ・ファインズ）とその息子コンラッド（ハリス・ディキンソン）らが対峙するのが、世界大戦の裏で暗躍する不死身の怪僧ラスプーチンだ。ラスプーチンはロシア帝国崩壊の一因を作ったとされる歴史上の人物で、数々の小説、漫画、アニメでヴィランとしてその名が使われてきた。

　ヴォーン監督にとっても本作でのお気に入りのキャラクターはラスプーチンだそうで、「どうしてもラスプーチンは外せないよね。彼は恐らく史上最も有名な僧だと思うし、歴史上の人物で、ビッグなポップソングで歌われている人ってそれほどいないよね。人の好奇心をそそる魅力があるのと同時に、彼にまつわるミステリーとかうわさがたくさんあって謎に包まれた存在だ」と熱弁。「そんな人物をリスが最高の演技で演じてくれた」とリス・エヴァンス版ラスプーチンの仕上がりに自信をのぞかせており、その仕上がりぶりは今回のMVでも確認できる。（編集部・市川遥）

映画『キングスマン：ファースト・エージェント』は12月24日より全国公開