「岸辺露伴は動かない」飯豊まりえ、問い合わせ殺到!キュートな衣装に「助けられた」
「ジョジョの奇妙な冒険」の漫画家・荒木飛呂彦の短編ストーリーを、高橋一生主演で実写化するNHKドラマ「岸辺露伴は動かない」で、露伴の担当編集者・泉京香を演じる飯豊まりえが、本日27日からの第2弾放送を前に、大反響を呼んだ前作を振り返りながら、数多くの問い合わせが寄せられた泉の衣装について、合同インタビューで語った。
本にした人間の生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を持つ天才漫画家・岸辺露伴(高橋)が、担当編集者の泉(飯豊)を相棒に、奇怪な事件や不可思議な現象をめぐる本作。第2弾でも高橋、飯豊が続投し、新キャストとして笠松将、市川猿之助、内田理央が加わる。
高橋演じる露伴はもちろん、露伴の嫌味を軽く受け流し、いつしか自分のペースに巻き込んでいく泉のキュートな魅力も話題を呼んだ前作。飯豊は「顔つきが『ジョジョ』に出てきそうだって言っていただいたり、SNSでもコスチュームにすごく注目していただいたりもして、反響を実感しました」と振り返る。
「プロデューサーの土橋圭介さんから、前作が放送された際に『泉京香ちゃんの洋服ってどこで売っているんですか』っていう問い合わせがすごく来たとうかがったんです。私の骨格に合せたオリジナルのもので、人物デザイン監修の柘植(伊佐夫)さん中心に衣裳部のみなさんが、質感まですごくこだわって、妥協なく作っていただいたもの。『岸辺露伴』の世界を愛する皆さんの思いが詰まっているようで、そんなお洋服を身にまとうだけでなく、高く評価していただけたことは本当にうれしかったです」
普段着としては少し豪華だが、モデル歴も長い飯豊だけに、見事な着こなし。「『岸辺露伴は動かない』の完成された世界観に合わせるには、あれくらい華やかでどこか日本っぽくない衣装じゃないと、露伴先生の隣に立てないと思っていたので、演技の面でもすごく助けられたと思います。タイツひとつでも、とても高級なものを用意いただいて。自分からも、こんなアイテムもいいんじゃない? と提案をしたり。みんなで作っていった感じがあったので、すごくお気に入りなんです」と語る。
原作では1エピソードにしか登場しない京香だが、ドラマ版では、露伴の相棒として全編にわたって活躍。「今回もまた、露伴先生と奇妙な経験ができてうれしかったです」という飯豊は、「前作の魅力はそのままなので、続きのエピソードといった感覚で観ていただけると思います。そのなかでも、露伴先生と泉ちゃんのツーカーなコンビ関係にも変化があったり、ゲストの皆さんと露伴先生の戦いもあったり、あと泉の衣装も編集長ばりのコスチュームに変わっていたりするので、楽しんでいただけると思います」と自信をのぞかせた。(編集部・入倉功一)
ドラマ「岸辺露伴は動かない」は総合テレビにて12月27日・28日・29日、毎午後10:00~10:49放送 (BS4Kでは30日午後7:30~3話一挙放送)