新ゴーストバスターズの美少女、人気子役が成長!15歳マッケナ・グレイスに注目
1980年代を代表する映画『ゴーストバスターズ』のシリーズ第3弾『ゴーストバスターズ/アフターライフ』。かつてニューヨークを救ったゴースト退治の専門家たちの孫世代を描く本作で、スペングラー博士(ハロルド・ライミス)の孫にあたる少女フィービー役を務めるのが、子役時代から着実にキャリアを築いてきた、現在15歳の若手女優マッケナ・グレイスだ。
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2006年6月25日生まれ、アメリカ・テキサス州出身のマッケナは、6歳にして女優デビュー。ディズニーXDで放送されたシットコム「クラッシュとバーンスティン」のレギュラーなどテレビ出演を経て、キャプテン・アメリカことクリス・エヴァンスと共演した『gifted/ギフテッド』(2017)では、大人たちの親権争いに巻き込まれる7歳の天才少女を伸び伸びと演じ、その愛くるしさが話題を呼んだ。
スケート選手トーニャ・ハーディングの伝記映画『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』(2017)ではマーゴット・ロビー演じるトーニャの幼少期を好演。それ以降も、『キャプテン・マーベル』(2019)ではブリー・ラーソン演じるキャロル・ダンヴァースの幼少期、ジェームズ・ワン監督の『マリグナント 狂暴な悪夢』(2021)では主人公マディソン(アナベル・ウォーリス)の幼少期と、さまざまなヒロインの幼少期を演じている。
コメディーシリーズ「ヤング・シェルドン」では、天才少女ペイジ役で絶妙なコメディー演技を披露。また昨年は、子どもを産む道具として扱われる女性たちを描いたドラマ「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」のシーズン4に出演。深刻な少子化により、妊娠可能な女性が上流階級の侍女として仕えることを強要されている近未来。マッケナは、過酷な運命を背負った若妻を熱演し、新たな一面を見せつけた。
そんな彼女が『ゴーストバスターズ』で演じるフィービーは、12歳の駆け出し科学者。祖父譲りの頭脳を誇り、家では科学実験に熱中しているが、同年代の子供たちとうまくコミュニケーションがとれず、疎外感を抱いている。シングルマザーのカリー(キャリー・クーン)と、15歳の兄トレヴァー(フィン・ウォルフハード)と共に、生活の苦しい都会から、祖父が遺したオクラホマの荒れ果てた農場に引っ越してきたフィービー。そこで彼女は、偶然見つけた地下室でプロトンパックを見つけ、祖父が“ゴーストバスターズ”だったことを知る。
ワン監督がプロデュースした『死霊館』シリーズのスピンオフ第3弾『アナベル 死霊博物館』(2019)では、超常現象研究家ウォーレン夫妻の娘を演じており、ゴーストとの共演も経験済み。聡明な科学者にして、ゴースト相手に一歩もかない度胸を兼ね備えたフィービー役は、これまでのキャリアで培ってきた、彼女の魅力が詰まったキャラクターになりそうだ。
本作の監督・脚本は、『ゴーストバスターズ』を生んだアイヴァン・ライトマン監督の息子で『JUNO/ジュノ』などを手掛けたジェイソン・ライトマン。父親から息子へとメガホンが受け継がれた続編で、孫世代の新たなゴースト退治が描かれる。『アントマン』のポール・ラッドをはじめ、大人たちのキャスティングにも注目だ。(編集部・入倉功一)
映画『ゴーストバスターズ/アフターライフ』は2022年2月4日より全国公開