山田涼介主演『大怪獣のあとしまつ』初登場3位！『呪術廻戦』が3週連続首位

　7日に興行通信社より発表された2月5、6日の全国映画動員ランキングで『劇場版　呪術廻戦 0』が3週連続首位を獲得。初登場作品に山田涼介主演の特撮映画『大怪獣のあとしまつ』など、4作がランクインした。

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　『劇場版　呪術廻戦 0』は、土日2日間で観客動員26万3,000人、興行収入4億1,900万円。累計では動員760万人、興収104億円を突破し、歴代興収ランキング34位となっている。2月5日より場者プレゼント第3弾の配布、4D版、ドルビーシネマ版での上映が開始され、前週比は動員で156％、興収で176％と好調。『コンフィデンスマンJP 英雄編』も2日間で動員8万9,000人、興収1億3,000万円をあげ、3週連続の2位。累計興収は間もなく20億円に達する。

　3位の『大怪獣のあとしまつ』は、2日間で動員8万8,000人、興収1億2,200万円を記録。ドラマ「時効警察」シリーズなどの三木聡監督が、特撮映画などで倒された怪獣の死体は一体どのように処理されていたのか？　誰もが一度は抱いたであろう疑問に答える物語。怪獣の死体処理のミッションに挑む主人公に山田涼介がふんするほか、土屋太鳳、濱田岳、オダギリジョー、西田敏行らが出演。

　4位に、大ヒットSFコメディー『ゴーストバスターズ』シリーズの第3弾『ゴーストバスターズ／アフターライフ』。亡き祖父が暮らしていた田舎の家で新生活を始めた兄妹と、ゴーストたちの攻防を活写する。監督は、前2作を手掛けたアイヴァン・ライトマン監督の息子で『マイレージ、マイライフ』などのジェイソン・ライトマン。

　7位に、堤真一、竹内涼真らが声優を務めるアニメ『鹿の王　ユナと約束の旅』。2015年本屋大賞を受賞した上橋菜穂子の小説を原作に、未知の病がまん延する世界を描く。9位に、国の異なる5人の女性エージェントが活躍するスパイ・アクション『355』。ジェシカ・チャステイン、ペネロペ・クルス、ファン・ビンビンら豪華女優陣が集結し、『X-MEN：ダーク・フェニックス』などのサイモン・キンバーグがメガホンをとった。

　今週は、スティーヴン・スピルバーグ監督のミュージカル映画『ウエスト・サイド・ストーリー』、迫稔雄のギャンブル漫画を横浜流星主演で映画化する『嘘喰い』、別れを迎えたカップルの6年間をさかのぼる、池松壮亮、伊藤沙莉ら出演のラブストーリー『ちょっと思い出しただけ』などが公開。3年以上をかけてイラク、クルディスタン、シリア、レバノンの国境地帯で暮らす人々を追う『国境の夜想曲』や、2018年にタイで起きた洞窟遭難事故の救出劇を題材にした『THE RESCUE 奇跡を起こした者たち』などのドキュメンタリーも。（編集部・石井百合子）

【2022年2月5日～2月6日の全国映画動員ランキングトップ10（興行通信社調べ）】※（）内は先週の順位

1（1）『劇場版　呪術廻戦 0』：7週目
2（2）『コンフィデンスマンJP 英雄編』：4週目
3（初）『大怪獣のあとしまつ』：1週目
4（初）『ゴーストバスターズ／アフターライフ』：1週目
5（4）『スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム』：5週目
6（3）『バイオハザード：ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』：2週目
7（初）『鹿の王　ユナと約束の旅』：1週目
8（5）『ノイズ』：2週目
9（初）『355』：1週目
10（6）『99.9－刑事専門弁護士－ THE MOVIE』：6週目