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安藤政信、裸で6時間立ちっぱなし 過酷撮影でセリフが出ないことも

安藤政信
安藤政信

 安藤政信が15日に都内で行われた、Netflixシリーズ「金魚妻」配信記念イベントに登壇し、役者としてのこだわりや、本作での過酷な撮影を振り返った。この日は、篠原涼子岩田剛典長谷川京子も来場した。

【トークノーカット】篠原涼子、岩田剛典、安藤政信、長谷川京子が登場

 劇中に登場する個性豊かなキャラクターについて話が弾む中、篠原演じるさくらの夫で、浮気とDVを繰り返す卓弥を演じた安藤は、「どういう話かわからないんですよ。『金魚妻』観ていないから」と思わぬ暴露をすると、「役を構築して現場でクリエイトすることまでは興味があるんですけど、自分のところから手放したものを後で観ることは……」と、自身の役者としてのスタイルにも言及した。篠原から「絶対に観てほしいです」と勧められると、「昨日、友達が観てくれて『すごい、いい感じ』とは言ってくれたけど、その“いい感じ”がわからない……」と苦笑い。

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 マイペースな安藤だが、撮影の様子は詳細に説明。センシティブシーンについて、篠原や岩田がコーディネーターのサポートやアドバイスによって安心して臨めたことを明かすと、安藤は「女性に負担がかかるシーンだと思うから、できるだけ男性の俳優がフォローしようと考えています」とこれまでにも経験のあるセンシティブシーンに対する思いを告白。ところが、今回は通常通りではなかったようで、「角度やタイミングに、ものすごくこだわる監督だったので、僕と長谷川さん、6時間くらいほぼ下着状態というか、裸のまま、ずっとシャワー室で立たされていた」とボヤくように打ち明けた。

 しかし、「観ていないけど、いいシーンになっていると思う。モニターで確認する限り、ものすごく画がキレイだった。自然光も入ってきて、照明もライティングして、水の反射と湯気感とか、きっちり作っていたから」と完成作を未見ながら力説して会場の笑いを誘う安藤。さらに、「1日3シーンくらい(センシティブシーンが)あって、セリフが出なかったです」と疲弊していたことも伝えるが、その状況でもフォローはできていたようで、長谷川からは「安藤さんに、すごくケアしていただいた」と感謝されていた。

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 イベントの最後、篠原たちが作品をアピールする中、安藤も「とてもいい作品だと思ので、ぜひ観ていただきたい」と呼びかけるが、すぐに「自分という人間に興味を持っていただけたら、Netflixから監督としてオファーをいただきたい」と売り込み。「僕は監督もやっていますので、監督としてオファーをください。よろしくお願いします」と熱望し、会場を笑いに包んでいた。

 本作は、累計300万部を超える黒澤Rによる同名漫画が原作。タワーマンションを舞台に、悩みや秘密を抱える6人の妻たちの禁断の愛が描かれる。「問題のあるレストラン」(2015)、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(2016)など坂元裕二脚本作品を多く手掛けてきた並木道子監督らがメガホンをとった。(錦怜那)

【トークノーカット】篠原涼子、岩田剛典、安藤政信、長谷川京子が登場!Netflixシリーズ「金魚妻」配信記念イベント » 動画の詳細
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