3度の延期経て…役所広司主演『峠 最後のサムライ』公開日決定
公開延期を発表していた役所広司が主演する映画『峠 最後のサムライ』の新たな公開日が、6月17日に決定した。
司馬遼太郎の歴史小説「峠」を映画化した本作は、戦の無い世を願い最後の戦いに挑む、幕末の風雲児と呼ばれた男の生きざまを描く。 小泉堯史監督がメガホンを取り、役所が越後長岡藩の筆頭家老・河井継之助を演じる。脇を固めるキャストには、松たか子、香川京子、田中泯、永山絢斗、芳根京子、坂東龍汰、榎木孝明、渡辺大、AKIRA、東出昌大、佐々木蔵之介、井川比佐志、山本學、吉岡秀隆、仲代達矢らが名を連ねる。
当初、2020年9月25日公開を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で2021年6月18日に公開を延期。その後、7月1日に公開日を変更したが、再度延期となっていた。度重なる公開延期を経て、待望の公開日決定となる。あわせて公開された新ビジュアルは、まるで未来を見据えるかのごとく、曇りのないまっすぐな継之助の眼差しが印象的で、「ニッポンが震えた、熱き心。」という新たなコピーも添えられ、力強さを感じる仕上がりになっている。(今井優)