『ドクター・ストレンジMoM』三上哲、松下奈緒、小野大輔ら吹き替え続投！
映画『ドクター・ストレンジ／マルチバース・オブ・マッドネス』（5月4日全国公開）の日本版声優が発表され、三上哲、松下奈緒、行成とあ、田中美央、小野大輔の続投が決定した。
『ドクター・ストレンジ』（2017）の続編となる本作で描かれるのは、『スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム』にも登場した、無限の可能性が存在する並行世界＝マルチバース。新たな脅威が迫る中、魔術師ドクター・ストレンジ（ベネディクト・カンバーバッチ）の前に邪悪な“もう一人のストレンジ”が立ちはだかる。トビー・マグワイア版『スパイダーマン』三部作で知られるサム・ライミ監督がメガホンを取った。
ストレンジ役の三上は、5年ぶりとなる単独映画の続編に「プレッシャーも有りますが、ワクワクの方が強いです」とニッコリ。「魔術師としての圧倒的な力による強さ、そして知性も魅力ですが、上から目線なだけではなく、相手の気持ちに寄り添い共感するところや、少し抜けているところ、弱い部分があるところなど、まさに人間性もマルチバースなところが彼の魅力だと思います」とストレンジの魅力を解説する。
前作から5年ぶりにヒロイン・クリスティーン（レイチェル・マクアダムス）の声を担当する松下は、「ストレンジとクリスティーンに会える！ 前回に続きクリスティーンの声として再び参加させて頂けること、とても嬉しく思っております。2人の関係性も気になるところですが、今回はどんな敵とどんな闘いが待ち受けているか、とても楽しみです」と心を躍らせる。
『アベンジャーズ／エイジ・オブ・ウルトロン』からワンダ・マキシモフ／スカーレット・ウィッチ役を務める行成は、「彼女のこれまでの心の変化が本作ではどのような形で描かれるのか楽しみでもあり、これ以上傷ついてほしくないなぁと心配でもあり……複雑な気持ちです。今の彼女を今の自分の力一杯で演じられる事、とても嬉しく思います」とキャラクターに寄り添いながら語った。
また、ストレンジの盟友のウォン役の田中は「数々の戦いを経て今やウォンも至高の魔術師、ソーサラー・スプリームです。勇ましく戦う姿もですが、個人的には毎度クスッと笑わせてくれるキュートな一面も楽しみで仕方ありません」とコメント。ストレンジのかつての兄弟子モルド役を務める小野は、「1作目のラストでドクター・ストレンジとは別の道を歩み始めたモルド。彼は本作でどんな役割を担い、どんな未来へと進むのか。マルチバースというワードに無限の可能性を感じ、今からワクワクしています」と謎に包まれたモルドの物語に期待を寄せた。（編集部・倉本拓弥）