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『ホリック xxxHOLiC』ミセのセット一挙公開!神木隆之介「この世のものとは思えない美しさ」

『ホリック xxxHOLiC』より“ミセ”の女主人・侑子(柴咲コウ)
『ホリック xxxHOLiC』より“ミセ”の女主人・侑子(柴咲コウ) - (C) 2022映画「ホリック」製作委員会 (C) CLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社

 クリエイター集団CLAMPのコミックを、『ヘルタースケルター』『Diner ダイナー』などの蜷川実花監督が実写映画化した『ホリック xxxHOLiC』(4月29日公開)から、映画のキーとなる場所“ミセ”をはじめとするセット写真が一挙公開された。

圧倒的な美!ミセのセット写真10点

 本作は、人の心の闇に潜む“アヤカシ”が見える能力に苦悩する高校生・四月一日君尋(わたぬき・きみひろ/神木隆之介)が、対価と引き換えにどんな願いもかなえるという“ミセ”の女主人・侑子(ゆうこ/柴咲コウ)と出会い、不思議な事件の数々に遭遇しながら成長していく物語。ダブル主演を務める神木と柴咲のほか、松村北斗玉城ティナ磯村勇斗吉岡里帆ら豪華キャストが集結した。

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 公開されたのはミセの居間、侑子の部屋、台所、廊下、縁側など。これらは東宝スタジオにセットを組み、美術を『ヘルタースケルター』(2012)、『Diner ダイナー』(2019)、『人間失格 太宰治と3人の女たち』(2019)に続いて蜷川監督と組むEnzoが手掛けた。赤を基調にしたミセや、縁側に蓮池があるイメージは、建築家・安藤忠雄が設計した淡路島の本福寺水御堂にヒントを得ている。台所には監督も驚くほどの量の植物を取り入れ、孔雀のはく製を設置。蜷川監督いわく「最後までこだわっていたのは侑子の部屋の窓の格子」だったと言い、Enzoが手掛けた美術について以下のように語っている。

縁側にて四月一日(神木隆之介)と侑子

 「わたしの組で初めてお仕事をする方、見学にいらっしゃる方が、本当に作っているんだねってびっくりするんです(笑)。本当に作っています! 侑子さんの部屋にある組紐の作り方を聞いたら気の遠くなる作業で……。小道具などどれ一つとっても気を抜いたモノがなく気合いが入っていて、映るものすべてが意志を持っているような美術だと思います」

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 蜷川監督が今回目指したのは「抑えること」だったという。「花びらを降らすとなったら何トンも降らせちゃうので、今回は抑えることを勉強しますという気持ちを意識していました。桜がチラチラって散るシーンも、花びらをもっと! と言いたいけど我慢、我慢と(笑)」

台所にはおびただしい量の植物!

 なお、ミセへと続く路上は新宿のゴールデン街、渋谷のスクランブル交差点は足利のオープンセット、百目鬼の寺は江の島の龍口寺で撮影された。

 四月一日を演じた神木を「この世のものとは思えない綺麗な光景だった」と言わしめた美術&セットは、隅々まで目を凝らしたいこだわりと情熱が詰まっている。(編集部・石井百合子)

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