「ちむどんどん」兄・賢秀役の子役はだれ?「エール」でも注目の浅川大治
4月11日から放送が始まったNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土、総合・午前8時~ほか、土曜は1週間の振り返り)。1964年、まだアメリカ統治下だった沖縄の本島北部やんばる地域を舞台にスタートした本作で「かわいい」と話題なのが、ヒロイン暢子の兄・比嘉賢秀の少年時代を演じている浅川大治(あさかわ・だいじ)だ。(以下、第1回からのストーリーに触れています)
浅川演じる14歳の賢秀が視聴者から愛されるきっかけとなったのは、第1回で描かれたスーパーバンドの購入だろう。頭に巻きつけたらどんどん頭が良くなる魔法のバントと信じて疑わず、以来、賢秀のトレードマークにもなっている。自由奔放な賢秀は、家族思いな心優しい一面も。比嘉家で飼っている豚アベベとアババの世話を率先して行っている。そんな中、14日に放送された第4回では、食卓にあがった料理に使用されている豚肉がアババであることが明らかに。動揺する賢秀だったが、父(大森南朋)と母(仲間由紀恵)の丁寧な説明に納得し、感謝しながら「おいしい」と口に運んだ。
浅川は2008年6月24日生まれの13歳。連続テレビ小説「エール」(2020)では、戦災孤児でのちに吟(松井玲奈)と智彦(奥野瑛太)の養子となるケン役を務めた。ネット上では「ケン君では!?」「かっこよくなってる」「かわいくてしょうがない」「演技力がすごい」と評判だ。成長後の賢秀は竜星涼が演じるが、公式サイトの登場人物紹介などで公開されている写真では、まだスーパーバンドをつけていることが確認できる。
黒島結菜がヒロインを務める「ちむどんどん」は、ふるさと沖縄の料理に夢をかけたヒロインと、支えあう兄妹の歩みを描く50年の物語。「マッサン」を手掛けた羽原大介によるオリジナル作品で、語りはジョン・カビラが担当。三浦大知の主題歌「燦燦」(さんさん)がドラマを彩る。(清水一)