「持続可能な恋ですか？」今夜スタート！上野樹里＆松重豊が親子でダブル婚活に挑む
上野樹里が主演を務めるドラマ「持続可能な恋ですか？～父と娘の結婚行進曲～」（TBS系、毎週火曜よる10時～）が19日よりスタートする。本作のストーリーやキャストを紹介する。
本作は、上野ふんするヨガインストラクターの主人公が、妻に先立たれた父とともに父娘二人で婚活にチャレンジするオリジナルラブストーリー。突如始まった“ダブル婚活”をきっかけに、誰かと共に生きることを一生懸命に考える娘と、第二の人生へと向かう父の奮闘が描かれる。脚本を「ダメな私に恋してください」「あなたのことはそれほど」「初めて恋をした日に読む話」などのTBSドラマを手掛けてきた吉澤智子が担当する。
上野が演じる沢田杏花は、父親に巻き込まれて婚活を始めることになったヨガインストラクター。母が他界した2年前に実家へ戻り、現在は父と二人暮らし。生徒の前では心身ともに穏やかな暮らしを送っているように取り繕っているが、実際は穏やかさとは程遠く、いつもバタバタと何かに追われている。大雑把な性格のため身の回りのことや家事も雑で、同居中の父とはケンカが絶えない。自分の時間を自分のために使いたいのに、お荷物な父の面倒も見なくてはならず、おかげで結婚願望も薄い。そんな杏花だが、始めた婚活を通して誰かと共に生きることを実感していく。
その杏花の父・沢田林太郎を演じるのは松重豊。林太郎はフリーで辞書の編纂をしている日本語学者で、いつも言葉のことを考えている“日本語オタク”。家のことは完全に妻に任せきりだったため日常生活能力が低く、同居中の娘・杏花をいつもイライラさせてしまう。妻を亡くしてからというもの、人生の活力を失いかけていたが、遺品整理で見つけた亡き妻からの離婚届をきっかけに一念発起。第二の人生のパートナーを探すため、杏花を巻き込んだ“ダブル婚活”を思い立つ。2年前にこの世を去った林太郎の妻・沢田陽子には、フリーアナウンサーや女優として活躍する八木亜希子がふんする。
そして、杏花と出会うことになる東村晴太役には田中圭。バツイチのシングルファーザーで、7歳の息子と二人暮らし。息子第一の生活を送り、今のところ再婚は考えていない。そんななか、自分と家族に優しい働き方を見つけるために参加した起業セミナーで、杏花と出会う。ともに結婚願望は薄かった杏花と晴太の関係の行方に注目だ。晴太の7歳の息子・虹朗役には、同じく子役から活躍している鈴木福を兄に持ち、1歳の時に大河ドラマ「花燃ゆ」（2015）で俳優デビューを飾った鈴木楽。不器用でちょっと抜けているところのある父・晴太のことを小さいながらに支える。
杏花と18年ぶりに再会する幼なじみの不破颯（ふわ・はやて）を演じるのは磯村勇斗。杏花の幼なじみで、現在は晴太の息子が通う民間英語学童保育で指導員として働いている。海外生活が長く、人懐っこい自由人。颯にとって5歳年上の杏花は初恋の相手で、18年ぶりに再会したことで杏花に再び心惹かれ、気持ちをストレートに伝えていく。学童保育の指導員として接するうちに、虹朗からは父に話せないことを相談されることもある。
林太郎と婚活パーティーで運命的に出会う日向明里役には井川遥。46歳・独身の整形外科医で、時間・経済力ともに余裕のある生活で満たされた今、パートナーが欲しいと婚活を始める。相手に対して求めるものも少なく、純粋に人を好きになることができる今こそが、自分にとっての結婚適齢期なのかもしれないと、パートナー探しの一歩を踏み出していく。
ほかにも、杏花が勤めるヨガスタジオのオーナーのヴァネッサ・夏子・グラント役で元宝塚歌劇団星組トップスターの柚希礼音、杏花の親友である大石理歩役で水崎綾女、同じく杏花の親友で長年同棲している彼氏との結婚問題に悩む浅木鈴役で清水くるみ、そして辞書編纂者である林太郎の担当編集者・児玉千尋役で武田玲奈が出演。杏花の後輩スタッフの青山健心役を恋愛リアリティショー「白雪とオオカミくんには騙されない」などで人気を集めた鈴木康介、ヨガスタジオのカリスマインストラクター・MIKAKO役をゆりやんレトリィバァが務める。（編集部・大内啓輔）