ディーン・フジオカ主演「パンドラの果実」今夜スタート！第1話はロボット殺人の怪事件に挑む

　ディーン・フジオカが主演を務めるドラマ「パンドラの果実～科学犯罪捜査ファイル～」（日本テレビ系・毎週土曜よる10時～放送）が4月23日よりスタート。最先端科学が真相に関わる犯罪や事件が描かれる本作のあらすじやキャストを紹介する。

　本作は、シリーズ化もされている中村啓の「SCIS 科学犯罪捜査班 天才科学者・最上友紀子の挑戦」を原作に、ディーン演じる小比類巻祐一が室長を務める「科学犯罪対策室」が最新科学によって生み出されるさまざまな怪事件に挑む姿を描く物語。日本テレビとHuluの共同製作ドラマとなり、日本テレビ系にてSeason1（全10話）が放送された後、HuluオリジナルのSeason2（全6話）が配信される予定となっている。監督を映画『海猿』『MOZU』シリーズや『太陽は動かない』を手掛ける羽住英一郎が務める。

　作中に出てくるのは、AIロボットによる殺人、能力向上の脳内チップ、若返りや老化ウイルス、不老不死の科学、VR空間、ナノマシン、ゲノム編集などの最先端科学が真相に関わる犯罪。現在の法律や警察機構では対応しきれない不可解な事件ばかり。小比類巻は最先端科学技術にまつわる問題を専門に扱う部署「科学犯罪対策室」を設立した警察官僚で、科学界を離れた天才科学者の最上友紀子（岸井ゆきの）をアドバイザーに迎え、最先端科学にまつわる事件の捜査を担当している。科学犯罪対策室に託されたのは、法整備や警察機構の対応が追い付いていない犯罪であり、二人はいわゆる科学捜査ではなく、事件の裏に隠された科学そのものを捜査によって解き明かしていくことになる。

　第1話では、警察庁内に新たな誕生した「科学犯罪対策室」で室長となった小比類巻は、科学に疎いベテラン刑事の警部・長谷部（ユースケ・サンタマリア）をメンバーに指名する。釈然としない長谷部だったが、小比類巻は意に介さない。ロボット開発事業を手掛ける神楽テクノロジー社内で、CEOが何者かによって殺害。そんななか「私が殺しました」と告白したのは、最新鋭のAIを搭載した介護用ロボットLEO（レオ）だった。前代未聞のロボットによる自供。人間に危害を加えないはずのロボットが自らの意思で殺人を犯すことは可能なのか。事件解決のため、小比類巻は若き天才科学者・最上（岸井）に捜査協力を依頼する。やがて小比類巻は被疑者として正式にLEOの出頭を要請、AIロボットへの取調べが行われることに。だが、そこに現れた最上がとんでもない行動に出る。

　キャストには小比類巻役のディーン、最上役の岸井、長谷部役のユースケのほかに佐藤隆太、西村和彦、本仮屋ユイカ、シャラ ラジマ、安藤政信、板尾創路、石野真子が名を連ねる。佐藤が小比類巻の大学時代の後輩で厚生労働省のキャリア官僚で現在は課長職の三枝益生、西村が警視庁捜査一課の課長で警視正の葛木信介、本仮屋が小比類巻の妻で娘を出産後に亡くした小比類巻亜美、シャラ ラジマがボディハッカー・ジャパンの代表であるカール・カーンの秘書・緋山飛鳥、安藤が最先端科学を利用して人類の進化を目指すトランスヒューマニストが集まるボディハッカー・ジャパンのカリスマ的創始者カール・カーン、板尾が警察庁刑事局長・警視監の島崎博也、石野が小比類巻の妻・亜美の母の四宮聡子をそれぞれ演じる。（編集部・大内啓輔）