金ロー『ローマの休日』新吹き替え版の声優は?
映画史に残る不朽の名作『ローマの休日』のデジタルリマスター版が、本日13日の21時~日本テレビ系「金曜ロードショー」で放送される。放送の前に、今回のために新たに吹き替えを行った“金曜ロードショー・オリジナル新吹き替え版”のキャスト陣を紹介する。
『ローマの休日』は、ローマ滞在中に自由を求めて宮殿を抜け出したある国の王女アンと、町で偶然出会ったアメリカ人の新聞記者ジョーの恋を描くラブストーリー。
今回の新吹き替え版でオードリー・ヘプバーン演じるアン王女の声を務めるのは、「鬼滅の刃」の胡蝶しのぶ役や『映画 「聲の形」』の西宮硝子役などで知られる早見沙織。早見は「18年ぶりに金曜ロードショーで放送されるという事で、私自身、作品の一ファンとして放送される事自体嬉しく思ってます。まさかアン王女の役として私がたずさわる事ができるとは、本当に言葉で言い表せないくらい光栄です! こうして話しているだけで、心拍数が上がり、緊張感が走ります……。作品の中のアンの魅力、素敵なところを少しでもお伝えできるよう努めましたので、これを見て素敵な“休日”を過ごして頂けたらと思います。休日と言いつつ金曜日ですが(笑)」とコメントを寄せている。
グレゴリー・ペックふんするアメリカ人の新聞記者ジョー・ブラッドレー役を担当する浪川大輔は、「ルパン三世」シリーズの石川五ェ門役などでおなじみの人気声優。吹き替えのオファーが来た時の心境について、浪川は「名作中の名作なので、喜びと共に、驚き、プレッシャーが同時に押し寄せてきました。すごく嬉しかった一方で、『本当にやるの? できるかな?』と……。グレゴリー・ペックの吹き替えはやった事がなく、とても空気感のある役者さんなので本当に緊張します。でもやはり『嬉しい!』という気持ちが一番強かったです」と明かした。
さらに、「ドラえもん」スネ夫役の関智一がカメラマンのアービング役、「鬼滅の刃」鬼舞辻無惨役の関俊彦が美容師のマリオ役、「名探偵コナン」目暮警部役や「サザエさん」波平役などで知られる茶風林がヘネシー支局長の吹き替えを担う。(編集部・吉田唯)