ドクター・ストレンジ続編、当初は2時間40分だった 削除シーンは「最低でも2~3つ」
映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(公開中)のメガホンを取ったサム・ライミ監督が、本作の上映時間についてColliderのインタビューで語っている。
元天才外科医にして最強の魔術師ドクター・ストレンジが、マルチバース(いくつもの並行世界)の謎に迫る本作。近年公開されたマーベル・スタジオ映画の上映時間は、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』が148分(2時間28分)、『エターナルズ』が156分(2時間36分)と比較的長尺だったが、本作は126分(2時間6分)とコンパクトな印象だ。
同サイトの取材に応じたライミ監督は、初期編集段階での上映時間について言及。正確な長さは覚えていないと前置きしながら、「2時間40分だったと思います」と明かしており、「再撮影のシーンも盛り込んだ上で徐々に短くしていき、最終的に2時間5分程度となりました」と編集作業を振り返った。
編集段階でシーンをカットする際も、マーベルの協力によって整合性が保たれたと証言したライミ監督。惜しくも削除されたシーンについては、「マーベルが何をカットしたのか思い出しているところですが、最低でも2つ~3つはあります」と告白している。(編集部・倉本拓弥)